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ブックマーク / maga9.jp (6)

  • 【寄稿】百害あって一利なし、生活保護申請に伴うムダ作業「扶養照会」の弊害(小林美穂子)

    新型コロナの影響を受けて生活に困窮した人たちからのSOSを受け取り、支援に奔走している一般社団法人「つくろい東京ファンド」の小林美穂子さん。あまりの窮状を知ってほしいと、これまでマガジン9にも2回寄稿していただいています(「緊急事態宣言からの同行支援日記」、「コロナ禍で増加する相談者、ウソで追い返す福祉事務所」。今回は、生活保護を緊急に必要とする人が増えているなか、申請のハードルとなっている「扶養照会」について原稿を寄せてくれました。 ある秋の日、私は知人のそれまで全く知らなかった過去を知った。2013年11月7日の朝日新聞にも大きくとりあげられた「扶養照会」にまつわる出来事である。 知人は幼いころに両親が離婚。小学校低学年の頃、女手一つで彼と弟を育てていた母親が、兄弟の目の前で父親によって刺殺される。その後、兄弟は児童養護施設で育った。才能にも人の縁にも恵まれた知人は、大企業の管理職とな

    【寄稿】百害あって一利なし、生活保護申請に伴うムダ作業「扶養照会」の弊害(小林美穂子)
    hyolee2
    hyolee2 2020/10/29
  • 第121回:新利権集団「コロナムラ」発生!(鈴木耕)

    越後屋、お主もワルよのう… 「政商」という言葉がある。 時の政治権力と結びついて商売を行う人や企業のことを指す。こういう連中は、災害や危機を巧みに利用してぼろ儲けを企む。新型コロナウイルスで世界中が混乱している最中でも、いや、そういう時期こそが、彼らにとっては絶好の稼ぎ時なのだ。 「戦争成金」などと呼ばれた連中は、明治以降、戦争が続いた時代には枚挙にいとまがなかった。そんな企業の一部は現代でも生き延びている。権力に結びついた兵器産業や製鉄、造船、エネルギーなどの重厚長大産業に、その残滓が見てとれる。 ま、時代劇によくある定番シーンを思い出してもらおうか。 「越後屋、お主もワルよのう、ぐふぁふぁふぁふぁ」 「何を申されます、お代官さまこそ、どふふふふ…」 で、小判がチャリ~ン。 (注・この場面で出てくるのが、なぜいつも「越後屋」なのかは、ぼくは知りません) “うまい汁”に群がる連中 このとこ

    第121回:新利権集団「コロナムラ」発生!(鈴木耕)
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    hyolee2 2020/06/06
  • 第50回:「安倍首相のウソ」は国境を越えて…(鈴木耕) | マガジン9

    ぼくは何度かツイートした。「戦後日政治史上、これほど“ウソつき”と批判された首相がいただろうか?」と。むろん安倍首相に対する批判だが、別にこれはぼくだけではなく、いまや「息を吐くようにウソをつく首相」などとも言われている。 しかも最近の安倍首相、ウソつきと非難されても“知らん顔の半兵衛”をきめ込む。もう自分が“ウソつき”であることを認めてしまったのかもしれない。そんな人物がこの国の最高指導者。悲しい限りだ。 だけど、それが国内だけにとどまらず、外交の場でもウソを垂れ流すようになったとしたら、事態は国際問題に発展しかねない。もう放ってはおけないと思う。 同意などしていなかった「3原則」 驚くべき記事が、毎日新聞(10月28日付)に載っていた。当初、他のマスメディアではほとんど取り上げられなかったが、ようやく30日になって朝日新聞や東京新聞も同じことを報じた。読売や産経が報じているかどうかは

    第50回:「安倍首相のウソ」は国境を越えて…(鈴木耕) | マガジン9
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    hyolee2 2018/10/31
  • 第34回:高齢者ネット右翼が増えている?(鈴木耕)

    ご老人に絡まれちゃった 某日、あるところで高齢者(ぼくもそうだが)のネット右翼みたいな人に、突然、絡まれてしまった。 とにかく一方的に持論(というほどのものでもなかったが)をまくし立て、こちらが茫然としていると、「お前は間違ってるっ!」と、声高に怒鳴りつけて去って行った。いやはや、激しいご老人でした。 「自衛隊は国防のために絶対に必要で、それを認めない憲法を早く改正すべきだ」というのが、よく聞くと彼の言いたいことだったようだ。 だけどこの人、どうもきちんと憲法を読んだことがないみたいだった。だって「国防を認めない」なんて憲法のどこにも書いていないし、「憲法が認めていないのは、国の交戦権ですよ」とぼくが言っても、「交戦権」とは何かを、まったく理解していなかったのだ。うーん、それじゃあ、憲法の何を変えろと言いたいのだろう? 「何だっていい、とにかく憲法を変えろ!」なのか。 どうも、こういう人が

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    hyolee2 2018/06/01
  • 鶴田敦子さんに聞いた(その2):教育全体に、「道徳」的価値観が持ち込まれつつある

    2006年、第一次安倍政権下で行われた教育法の改訂。その内容は、教育への国家の介入の歯止めをなくし、「教育の目標」に道徳心や愛国心の養成を掲げるなど、日の戦後教育そのものを否定するといってもよいものでした。そして2015年には、これまで教科外の「道徳の時間」として行われてきた道徳教育の「教科化」が決定。「いじめの防止」などがその理由として挙げられましたが、「愛国心」などを説いた戦前の「修身」教育の復活につながるのでは、との批判も多くあります。 その「道徳の教科化」が来春、全国の小学校でついに正式スタートします(中学校でも2019年度から開始)。教科化によって何が変わるのか、そこではどんな内容が教えられることになるのか、その問題点は──。教科書問題や国家の教育介入に警鐘を鳴らし続けてきた「子どもと教科書全国ネット」代表委員で、自身も長く家庭科教師として教壇に立った経験をもつ鶴田敦子さん

    鶴田敦子さんに聞いた(その2):教育全体に、「道徳」的価値観が持ち込まれつつある
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    hyolee2 2018/01/11
  • 第125回:「野党ねじれ」が深刻化する前に(南部義典) | マガジン9

    憲法によって国家を縛り、その憲法に基づいて政治を行う。民主主義国家の基盤ともいえるその原則が、近年、大きく揺らぎつつあります。憲法違反の発言を繰り返す政治家、憲法を無視して暴走する国会…。「日の立憲政治は、崩壊の危機にある!」そう警鐘を鳴らす南部義典さんが、現在進行形のさまざまな具体的事例を、「憲法」の観点から検証していきます。

    第125回:「野党ねじれ」が深刻化する前に(南部義典) | マガジン9
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    hyolee2 2014/09/04
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