ロシアの新興企業Yota Devicesは12月4日(現地時間)、モスクワで開催したイベントで、表は液晶、裏はE-Inkの両面Androidスマートフォン「YotaPhone」を発表した。同端末は3月のMobile World Congress 2013で披露され、注目を集めていたものだ。 同日ロシアとドイツ、オーストリア、フランス、スペインで発売し、2014年初頭には販売地域を欧州と中近東に拡大するという。欧州での販売価格は499ユーロ(約6万9000円)と、ハイエンドなスペックにもかかわらずかなり戦略的なものになっている。 背面にE-Inkディスプレイを配した主な目的は、常時オンにした画面を搭載することにより、いちいちスリープから起動させずに最新情報にアクセスできるようにすることだとしている。ヴラド・マルチノフCEOによると、平均的なスマートフォンユーザーは1日に150回以上端末を起動
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