タグ

2014年6月10日のブックマーク (12件)

  • 【報告】ブリュノ・クレマン氏講演会「哲学者は作家か?」 | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy

    2013年3月20日、桜が咲き始めた頃、東京大学駒場キャンパスにおいて、パリ第8大学教授ブリュノ・クレマン氏の講演会「哲学者は作家か?」が開催された。この講演は関東学院大学准教授の郷原佳以氏が企画立案し、日学術振興会の外国人招聘研究者事業(短期)の支援により行われた。全5回講演で、この日はその最終日であった。 パリ第8大学の授業風にと提案された講演会は、司会者の小林康夫先生によるクレマン氏に対するある問いかけから始まった。「哲学者は作家か?」というタイトルに因んで立てられた「クレマン氏にとっての哲学者とは誰か」という問いに、「ポール・リクールとジャック・デリダ」と答えたクレマン氏は、90年代終わりにおけるこの二人との思い出を語ってくれた。この日参加した聴衆は氏と二人の偉大な哲学者との厚い信頼関係を伺うことができたのだった。 さて、題において、まずクレマン氏は「哲学者は作家か?」という自

    【報告】ブリュノ・クレマン氏講演会「哲学者は作家か?」 | Blog | University of Tokyo Center for Philosophy
  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:トピックス (4)

    「フィギュール」とは何か——ブリュノ・クレマン連続講演会報告 「およそ言葉というものはすべて言葉からの遠ざかり〔言い過ぎ〕だ」(ベケット『モロイ』) 去る3月9日から20日にかけて、パリ第8大学教授ブリュノ・クレマン氏を招聘し、横浜、名古屋、仙台、東京で連続講演会を開催した(開催日程についてはこちらを参照)。筆者は留学中、国際哲学コレージュで開講されていたクレマン氏の「プロソポペイア(活喩法:不在のものを語らせる技法)」をめぐるゼミに出席し、テクストに対するその斬新な――きわめて堅固にしてきわめて大胆な――アプローチにすっかり魅了され、博士論文の方向性を決めるに際して大いに影響を受け、ついにはその審査員にもなっていただいた。このときのゼミからはもうかれこれ10年が経つのだが、このゼミが元となった「プロソポペイア」をめぐる新刊『垂直の声』(La Voix verticale, Belin,

  • カトリック中央協議会

    最新のお知らせ 長崎教区の「カトリック教報」1月号に殉教者関連の記事が掲載されました[2024/01/12] 仙台教区の「教区報」クリスマス号に殉教者関連の記事が掲載されました[2024/01/12] 名古屋教区 能登半島地震被害についての報告と対応(2)[2024/01/10] 名古屋教区 能登半島地震被害についての報告と対応(1)[2024/01/04] 出版部からのお知らせ~年末年始の営業について~[2023/12/26] 東京大司教区に補佐司教任命 ※叙階式ダイジェスト動画 追加[2023/12/20] «Dies Academicus 2023» 開催のご案内 ― 福岡カトリック神学院[2023/12/12] お知らせ一覧 最新の文書 教皇フランシスコ 自発教令の形式による使徒的書簡 「コンペテンチアス・クアスダム・デチェルネレ」 『教会法典』と『東方教会法典』のいくつかの条文の

    カトリック中央協議会
  • 地動説への反論 科学者が革新的アイデアに慎重な理由|日経サイエンス

    D. ダニエルソン(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学) C. M. グレーニー(ジェファーソン・コミュニティ&テクニカル・カレッジ) コペルニクスの地動説は現在では常識だが,それまでの長年にわたる見方をひっくり返したため猛烈な反論をらったことは有名だ。だが当時,実は宗教家だけでなく科学者たちも地動説を受け入れず,ガリレオが望遠鏡による天文観測を始めた後もその状況は変わらなかった。当時の科学者は頑固で愚かだったのか? 一概にそうとはいえない。当時の観測事実は地動説とは別の理論を支持していたからだ。 【関連動画】天動説モデルの周転円 著者Dennis Danielson / Christopher M. Graney ダニエルソンはカナダにあるブリティッシュコロンビア大学の英文学の教授で,コペルニクス革命の文化的意味を研究している。最近まで独ミュンヘン大学で科学史の客員フェローを務めてい

    地動説への反論 科学者が革新的アイデアに慎重な理由|日経サイエンス
  • ケプラーの詩心(一)天体の音楽と祈り

    詩についてのこのエッセイで、どうしてケプラー?と思われる方にも、彼の天文学に詩心が息づいていること、彼の著述には祈りの調べがあることを伝えられたらと思います。 ヨハネス・ケプラーは天文学の開拓者として三つの法則に名が添えられ、彼の法則の暗記とともに通り去られがちです。 第一、第二法則は『新しい天文学』(1609年)に、第三法則は『世界の調和』(1619年)という豊かな著作で述べられていますが、科学は原典から抽出した法則の普遍性と妥当性をのみ興味の対象とするので、そこにくっついた余分な人間臭は忘れ去られがちです。彼はガリレオ・ガリレイと同時代に生き、やりとりもありましたが、私は科学者としての評価は置いて、ケプラーの人間性の方に親しみを感じます。 彼は1611年に息子とを天然痘で亡くしたり三十年戦争で母を背負い逃げ惑うなど、激しく厳しい変動の時代に生きました。波乱に満ちた彼の生涯に感じ思うこ

    ケプラーの詩心(一)天体の音楽と祈り
  • ヨハネス・ケプラー『世界の調和』(1619年)、ついに完訳なる | URGT-B(ウラゲツブログ)

    宇宙の調和 ヨハネス・ケプラー(1571-1630):著 岸良彦(1946-):訳 工作舎 09年4月 体10,000円 A5判上製624頁 ISBN978-4-87502-418-7 内容:地球を含む6つの惑星は、調和音を奏でながら太陽の周りを運動する。処女作『宇宙の神秘 Mysterium Cosmographicum』(1956年)で提唱した5つの正多面体による宇宙モデルと、ティコ・ブラーエとの共同研究により第1・第二法則をうち立てた『新天文学 Astronomia Nova』(1609年)の成果を統合し、第3法則を樹立した歴史的名著、それが『宇宙の調和 Harmonice Mundi』(1619年)である。ピュタゴラス、プラトンの音楽的調和に満ちた宇宙像を継承し、かつニュートン力学への端緒をひらいたケプラーの集大成にして、科学史の分水嶺に立つ偉大なる古典を、ラテン語原典から初完

    ヨハネス・ケプラー『世界の調和』(1619年)、ついに完訳なる | URGT-B(ウラゲツブログ)
  • メランヒトンのスピリトゥスとケプラーの力 Regier, "Kepler's Theory of Force and His Medical Sources - オシテオサレテ

    Jonathan Regier, "Kepler's Theory of Force and His Medical Sources," Early Science and Medicine 19 (2014): 1-27. http://booksandjournals.brillonline.com/content/journals/10.1163/15733823-00191p01;jsessionid=6864je24anj3a.x-brill-live-02 ケプラーの宇宙論が当時の医学理論に負っていたと論じる論考である。著者がとりあげるソースは二つで、フィリップ・メランヒトンとジャン・フェルネルである。このうち議論の中核をしめるのはメランヒトンである。メランヒトンはその『霊魂論 Commentarius de anima』(1540年)のなかで、医学において想定されていた人間身

    メランヒトンのスピリトゥスとケプラーの力 Regier, "Kepler's Theory of Force and His Medical Sources - オシテオサレテ
    hystericgrammar
    hystericgrammar 2014/06/10
    さん、面白すぎるやろ(なんかこうゆう本はないのか)(日本語で)
  • フキから紙をつくってみよう

    北海道・苫小牧で7月に開催されるアートフェス出展の 為に”フキで紙を作ってみる”企画を始めました。 ざっとした内容は漫画にまとめました。 苫小牧工業高等専門学校の中の地域共同研究センターに 相談を申し込んだところ、協力にOKが出たので、 効率よくフキからパルプを採る手法を確立できたら、 家でもできるレベルでまとめたいと考えています。 センターのURLはこちら http://www.tomakomai-ct.ac.jp/facilities/ccrc/collaborate1.php 週末は試しに家でフキとヨモギからパルプを採って 見ましたが、曇り&雨が一週間ほど続くで、乾燥工程を くふうしなければ難しいですね。 とはいえ、涼しいので作業がしやすくてたまの晴れ間は 快適です。 出展までに実用できる形にしたいです。

    フキから紙をつくってみよう
  • Botticelli’s 92 Surviving Illustrations of Dante’s Divine Comedy (1481)

    Botticelli’s 92 Surviving Illustrations of Dante’s Divine Comedy (1481) in Art, Literature | June 9th, 2014 2 Comments Every true Renais­sance man need­ed a wealthy patron, and many Ital­ian artist-inven­tor-schol­ar-poets found theirs in Loren­zo de’Medici, scion of a Flo­ren­tine dynasty and him­self a schol­ar and poet. Loren­zo either spon­sored direct­ly or helped secure com­mis­sions for suc

    Botticelli’s 92 Surviving Illustrations of Dante’s Divine Comedy (1481)
  • ルター派における気象現象と神のしるし Vermij, "A Science of Signs" - オシテオサレテ

    Rienk Vermij, "A Science of Signs: Aristotelian Meteorology in Reformation Germany," Early Science and Medicine 15 (2010): 648–74. http://booksandjournals.brillonline.com/content/10.1163/157338210x526647 ルター派が自然哲学に加えた改変の核心をあきらかにする論文を読む。ルターがアリストテレスの哲学を嫌悪したことはよく知られている。しかしその嫌悪の根拠として、アリストテレスの自然哲学のうちとくに『気象論』を彼があげていたことは注目されてこなかった。ルターによれば気象現象を自然的原因から説明しつくすアリストテレス『気象論』は、もっとも信頼に値しないであった。気象現象のうちには神からもたらされた

    ルター派における気象現象と神のしるし Vermij, "A Science of Signs" - オシテオサレテ
  • 彗星はくじらのように Boner, "Beached Whales and Priests of God" - オシテオサレテ

    Patrick Boner, "Beached Whales and Priests of God: Kepler and the Cometary Spirit of 1607," Early Science and Medicine 17 (2012): 589-603. ケプラーの彗星論を扱う論考である。ケプラーは1607年に彗星を観測した。この彗星についての報告のなかで彼は、彗星はスピリトゥス(Geist)に導かれているという説を提唱した。この説の解説のために彼はくじらの例を持ちだす。くじらがときに海辺にうちあげられる。それが未来の何らかの予兆ではないかと人々に解釈される。このときくじらは自分が陸に向かっていることを知らない。くじらは「目には見えないスピリチュアルな被造物」に導かれている。このスピリチュアルななにかは、なにかにつけて解釈を与えようとする人間を満足させるためか、神から

    彗星はくじらのように Boner, "Beached Whales and Priests of God" - オシテオサレテ
  • 2014年5月 雨宮さん・その1|石井ゆかりの闇鍋インタビュー|みんなのミシマガジン

    誰に話を聞くのか現地に着くまで解らない 戦慄のインタビュー企画、第4回目は 五月某日、京都三条のカフェジンタで行われた。 このカフェでお話を聞くのも、 最初の打合せから早3回目である。 3度も通うと何となく、慣れた感じが出てくる(気がする)。 人は「慣れ親しむと好意が強くなっていく」生き物だそうだが 私もだんだんこのお店が好きになってきた。 お店に着くと、ミシマ社の新居女史が先に来ていた。 髪型が変わったかも...... と思ったが、なんとなく言いそびれた。 なぜなら 私自身も、髪型が変わっていたからである。 お互いに「変わりましたね−」と言い合うのもアレだし 気づかれなければそれはそれでアレだし というわけで 沈黙は金 ということにした。 コーヒーを頼んで雑談していると 新居女子の水色のガラケーが鳴った。 見れば、ミシマ社のステッカーが貼ってある。

    hystericgrammar
    hystericgrammar 2014/06/10
    人生、楽しんだもん勝ちだな