クーリエ・ジャポン読者のみなさま、はじめまして! かけだし西洋美術史研究者、めりと申します。 研究しているのは、「名作」と呼ばれる美術作品がドンドコ制作された奇跡のような時代、イタリア・ルネサンスの美術です。 ちなみに、「ルネサンス」はフランス語で19世紀に使われはじめた言葉ですが、16世紀当時のイタリア語ではこれを「リナシタ」(rinascita、再生)と呼んでいます。 さて、これらの名作はそもそもどのようにして「名作」になっていったのでしょうか。 現代の私たちがルネサンス期の名作と出会う場と言えば、美術館の展覧会がほとんどですが、当時はいまのような美術館というものがそもそもありませんでした。 では芸術家たちはどのように制作し、作品を世に出していたのでしょうか。 当時は「オーダーメイド」が常識でした。芸術家たちは、主な顧客である権力者や貴族のもとに営業におもむき、注文を取り、絵画や彫刻と
メカゴジラとは読んで字のごとく怪獣ゴジラを模して建造された機械怪獣。 登場自体は2代目『ゴジラ』シリーズ終盤からだが、そのインパクト、格好良さから歴代ゴジラシリーズでは何度もゴジラと戦った名ライバルキャラクターである。 一方、シリーズの中断・休止に何かと縁があり、登場するのは大体シリーズ末期という、ちょっと皮肉な立ち位置にいる怪獣でもある(特に機龍二部作に登場するメカゴジラ「機龍」の題材の起用理由の一つとしてメカゴジラがシリーズを締めくくる存在であるためでもあったという)。 昭和メカゴジラ 1974年公開の『ゴジラ対メカゴジラ』にて初登場。 いわゆる初代・メカゴジラ。「にせゴジラ」の正体である。 地球侵略兵器としてブラックホール第3惑星人によってゴジラを模して作り出されたロボット兵器で全身が宇宙金属スペースチタニウムで構成されている。豚鼻がキュート。 目からは虹色のスペースビーム、胸からは
まず第一に「円周率を3.14とするとき半径3cmの円の面積を求めなさい」という出題で、「53万cm^2」はともかく、「うんこ」と答えるのは、単純にタイプ・エラーです。「2+2は?」と聞かれて「ジュリアス・シーザー」と答えるようなものです。数を答えるべき所で他の名詞(クソと人間のクズ)を答えるのは、純粋に文法違反です。 さて次に、「53万cm^2」の問題ですが、これは指示対象の存在しない名詞を含まないため、純粋に前提と結論の間の関係(論理的帰結関係)に注目して話を進めます。 たしかに、古典論理では、実質含意により、前提が偽であれば帰結がどのようなものであっても真です。しかし、それって、日常的に我々が使っている「帰結関係」のニュアンスを、全く反映していない用に思えます。例えば我々は「もしも来年横浜ベイスターズがリーグ優勝したら、それは18年ぶりになる」という言明と「もしも来年横浜ベイスターズが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く