【香港=比嘉清太】香港紙・星島日報は16日、中国海軍の馬発祥・副政治委員(中将)が14日、北京にある海軍司令部の施設で飛び降り自殺したと報じた。 馬中将は軍の規律検査部門の取り調べを受けていたという。中将クラスの高級幹部の自殺は異例だ。 馬中将の容疑は不明だが、同紙は、中国軍の制服組トップだった徐才厚・前共産党中央軍事委員会副主席が収賄容疑などで党籍を剥奪された問題と関連があるとの観測を伝えた。
望月環境相(67)(衆院静岡4区)の関連政治団体が2008、09年の政治資金収支報告書で交際費計約660万円を支出に計上しなかった問題を巡り、望月環境相は28日の閣議後記者会見で「私自身の法令違反はない」と述べ、辞任の意思がないことを改めて示した。 望月環境相のこれまでの説明によると、関連政治団体「望月義夫後援会」は、本来は収支報告書に交際費を計上すべきだったのに、地元有志らの主催で開催した賀詞交歓会にかかった経費を記載していたとされる。 望月環境相は会見で、「同団体の経理を担当していた妻が死去したため、どうしてこのような記載をしてしまったのか、実際は分からない」と釈明。交際費の使い道などについて調べる意思があるかどうか問われたが、「領収書が全て破棄されている上、だいぶ前の話なので、調査は今のところ考えていない」と話した。
【香港=鈴木隆弘】香港の初代行政長官を務めた中国の董建華・人民政治協商会議副主席は24日、香港で記者会見し、2017年の次期長官選挙で民主派の立候補を事実上排除した全国人民代表大会(国会)の決定は、「(長官選挙の民主化の)ゴールではなく、出発点だ」と述べた。 中国当局の代弁者として柔軟姿勢を示し、長期化する大通り占拠を収拾させる狙いだ。経済への影響や社会の分裂に懸念も示し、学生らに占拠中止を促した。ただ、「人民解放軍が出動して対応することはない。警察を信用している」と強調した。 一方、選挙制度改革を各界と話し合う場を設けるという政府の提案について、学生組織は26日夜に占拠現場で投票を行い、意見集約を図る予定だ。
欧米では、閉経前は肥満が乳がんの発症リスクを下げるとされてきたが、日本人女性では閉経前でも後でもリスクが高いことが初めて明らかになった。 調査は国内の八つの大規模研究に参加した35歳以上の女性18万人以上が対象で、うち1783人が平均12年間の追跡期間中に乳がんを発症。体格指数(BMI)と閉経前後別に乳がん発症の危険性を分析した。 その結果、閉経前でも後でもBMIが大きいほど危険性は高まり、閉経前にBMI30以上の肥満では、基準値内(23以上25未満)の人の2・25倍。閉経後ではBMIが1上がるごとに危険性が5%上昇した。
31日、京都市の京都大学iPS細胞研究所で、山中所長(左)とインドの医療事情について話すモディ首相=田原徳容撮影 日本を訪問中のインドのモディ首相は31日、京都大学iPS細胞研究所(京都市)を視察し、ノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥所長から幹細胞研究の説明を受けた。モディ氏は、「インドでは血液疾患に苦しむ子供が多い。インドでもiPS細胞の研究を進め、治療に役立てたい」と協力を求めた。 インドでは、治療法が確立されていない鎌状赤血球貧血症という遺伝病が多数報告され、対応が課題となっている。インド政府筋によると、モディ氏は、医療分野での技術向上や開発促進につながる日本の協力に強い期待を寄せており、自ら山中所長との面会を希望したという。 モディ氏はこれに先立ち、安倍首相とともに、京都市の世界遺産・東寺を訪れた。帝釈天や不動明王などの仏像を見て回り、中央に安置された大日如来像の前で、2人並ん
今月19日から幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催される「宇宙博2014―NASA・JAXAの挑戦」に関連し、千葉県の森田健作知事は10日の定例記者会見で、自身の宇宙論を展開した。 知事は、高校時代にUFO研究会に入っていたことを明らかにし、「私が生きている間にUFO、異星人を見つけてほしい。いっぱい星があるのだから、必ず(UFO、異星人は)いる」と熱く語った。 また、UFO調査の意義についても、「アメリカあたりが絶対やっていると思う。宇宙探査をやるのも一つで、無駄遣いとは思わない。国がやるべきだ」と強調していた。 宇宙博は9月23日までで、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったイトカワの微粒子や、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大モデルなどが展示される。
【ロンドン=佐藤昌宏】チャールズ英皇太子が、ウクライナのクリミア半島を編入したロシアのプーチン大統領をナチス・ドイツの独裁者ヒトラーになぞらえた発言を行い、英国内外で波紋を広げている。 キャメロン英首相らは火消しに躍起だが、怒り心頭のロシア政府は、英外務省に発言の真意を確認する方針だ。 21日付英紙デイリー・メールによると、皇太子は19日、訪問先のカナダで、ポーランド出身の女性(78)と面会。この女性の家族がナチスのユダヤ人大虐殺で殺害された話を聞き、「プーチン(大統領)はあたかもヒトラーのようだ」と語った。王室関係者の政治的発言は極めて異例。首相は記者団に、「誰でも個人的見解を述べる権利はある」とかばったが、野党・労働党の一部からは「王位継承権を放棄すべきだ」との声も出ている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く