ブックマーク / science.srad.jp (9)

  • マイクロプラスチックの主要汚染源は化学繊維であり、洗濯機である | スラド サイエンス

    マイクロプラスチックによる海洋汚染が問題になっているが、水道水の多くに微小な繊維が含まれていることが確認されている(日刊スポーツ)。ミネソタ大などの研究グループによる調査によれば、世界13カ国の水道水、欧米やアジア産の塩、米国産のビールにマイクロプラスチックが広く含まれている。水道水の検出率は81%、形状は98%が繊維状で、平均の長さは0.96ミリだった。塩とビールでは、サンプルの全てで検出された。繊維状のものは化学繊維の衣服等に由来し、要は洗濯機が汚染源になっていると推定される(衣服の洗濯から発生するマイクロプラスチックの問題)。 フリース製品からは一回の洗濯で2g排出されることもある。こうしたマイクロプラスチックファイバーは、下水処理場の処理の後でも残り、処理水における構成比はポリエステル67%、アクリル17%、ナイロン16%となっている。綿との混紡はやや排出量が少なく、縦型洗濯機

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    i-komo 2018/09/07
    そのうち、成分分析で原因材料が同定されるでしょ。それまであーだこーだと想像だけで議論してお楽しみという事で。
  • CERNの研究者ら、宇宙は本来存在できないはずだったと結論付ける | スラド サイエンス

    CERNの科学者らがさまざまな観測を行った結果、宇宙は来は存在できないはずだったという結論に至ったという(COSMOS、nature、IGN、Slashdot)。 一般的な宇宙誕生論では、ビッグバンの後に膨張して冷えていく過程で、中にあった物質と反物質が対消滅を繰り返し、対消滅を免れたものだけが残り、結果として現在の宇宙が形成されたと言われている。この場合、物質のほうが反物質よりも数が多くなる理由が必要となる。しかし、CERNの物理学者が反陽子の磁気モーメントを正確に測定した結果、それが陽子と全く同じであることが分かった。つまり、物質と反物質は完全に対照的でありまったく同じだけの数が存在すると予想されるということになる。そのため、来であれば物質と反物質はすべて対消滅して消えてしまい、宇宙は存在するはずがなかったという。 CERNの物理学者Christian Smorra氏は、「私たちの

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    i-komo 2017/11/01
  • 50年前にアイザック・アシモフが予測した「2014年万国博覧会」 | スラド サイエンス

    家/.にて、SF作家のアイザック・アシモフが1964年に書き起こしたエッセイ「Visit to the World's Fair of 2014(2014年の万国博覧会を訪れよう)」が話題になっている。 アシモフは限られたデータから将来のテクノロジーを推定する天才であった。その証拠に、氏の「万国博覧会」の予測も現在の我々を楽しませてくれる。たとえば、予測の一つに入っているの一つがロボットだ。現在、IBMはロボットを展示するような企業ではないが、ロシア語を英語に翻訳する仕事のできるコンピュータを持っている。このコンピュータは、ロボットの "頭脳"となるくらいの小型化されたものだ。現実に2014年に万国博覧会が開催されたらIBMパビリオンでは、床にばらまかれたゴミを拾い、その中身を分別して捨てることのできるメイドロボットが展示される可能性も十分にある。 このほかにもバッテリーや空飛ぶ自動車、

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    i-komo 2017/09/05
  • 台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定 | スラド サイエンス

    台湾政府は近年資源量が急減しているニホンウナギについて、同国の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することを明らかにした(毎日新聞、産経新聞、佐賀新聞)。 ニホンウナギは近年乱獲等により急激に数を減らしており、既に日や国際自然保護連合 (IUCN) でも「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定されているが、今回の指定はより危険度が高いものとなる。台湾では稚魚(シラスウナギ)の輸出を禁止するなど対策を進めているが、日に違法に輸出される例が後を絶たず、状況の深刻さが増しているようだ。 ニホンウナギについては、このままの状態が続けばワシントン条約で国際取引が禁止される可能性も高いという。日ではこの期に及んで土用の丑の日でウナギをべようと各地でキャンペーンが打たれているが、事態はそれどころではないように思える。

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    i-komo 2017/07/24
  • 「全ての素数の積は偶数」は正しいか | スラド サイエンス

    > また、「すべての自然数の和は-1/12」という例のように、発散する数に対する演算を有限の数どうしの演算と同様に扱ってはいけないという話も出ています。 これまた、誤解を与える文章ですね。 1) 「すべての自然数の和は-1/12」は、「すべての自然数の和は-1/12とみなすこともできる。」とでもすべきでしょう。 2) 発散する数に対する演算を有限の数どうしの演算と同様に扱ってはいけないという話も出ています。 これ自体は数学的に正しいのですが、前段の 「すべての自然数の和は-1/12」とは異なる話なので、 元の記事のように、1つの文章で書くのは、誤解を与えます。 さて、1) について、 まず、前提として、どうひっくり返っても「すべての自然数の和」は正の無限大に発散します(単純にいえば、無限大になる)。 ただ、以下の理由によって、-1/12 とみなすことが可能となります。(詳細は、複素解析の

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    i-komo 2014/11/28
  • 体内時計の簡易測定に成功、時差ぼけ解消などの応用へ期待 | スラド サイエンス

    毎日新聞の記事によると、佐賀大や山口大らの研究チームが体内時計を動かす「時計遺伝子」の活動パターンを簡単かつ高精度に測定することに成功したそうだ(PNAS掲載の論文)。 頭髪やあごひげの根元についた細胞から測定できるとのこと。体内時計の乱れは体調不良や高血圧、糖尿病にかかわるとのことで、病気の治療や予防、差ぼけの解消などへの応用が期待されるという。 これで時差ボケを気にせず海外出張などに行けるようになるといいですね。

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    i-komo 2010/08/26
  • 衛星トラブルでBS放送一時停波 | スラド サイエンス

    24日14時21分頃~34分頃まで、BSデジタル放送のBS1、3、5、9、11、13、15、17chの放送が停波した とのこと。停波した時間は約13分(B-SATからのニュースリリース)。 放送衛星BSAT-3aの一時的な姿勢変動があったということですが、その原因は現在究明中だそうで、現在はバックアップの衛星で放送中とのこと。 タレコミ人は会社にいるのでその瞬間には立ち会えなかったのですが、計画外で13分間も放送が止まったというのはなかなか大変なことではないでしょうか? 中の人は現在は大わらわだと思いますが、頑張ってください。宇宙の中の人のいたずらではないことを祈っています。 # 新しい衛星を上げる直前ということもあり、 余計大変かもしれませんね。

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    i-komo 2010/08/26
  • 科学と技術の間に「・」を、首相に法改正を勧告 | スラド サイエンス

    学術会議は、科学技術法を改正して「科学技術」を「科学・技術」と表記するように求める勧告を菅直人首相にした。勧告は「要望」「提言」「声明」など同会議が行う意思表示のなかでもっとも重いものだそうだ(朝日新聞の記事、日学術会議の勧告[PDF])。 勧告によると、「科学技術」は「科学に基礎付けられた技術」の意味で使われがちで、技術重視になると指摘。短期的に結果を求める成果主義に偏り、将来につながる科学の基礎研究が軽視されることを懸念している。また、科学技術法には「人文科学のみに係るものを除く」との規定があるが、人文・社会科学も含め学問全体を施策の対象にするべきだとして削除を求めている。

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    i-komo 2010/08/26
  • 「うるう秒」廃止へ ? ITU が新方式を検討中 | スラド サイエンス

    国際電気通信連合 (ITU) は UTC (協定世界時) から「うるう秒」を廃止することを検討しているそうだ (PC World の記事、家 /. 記事より) 。 1971 年から導入されている「うるう秒」は、ソフトウェアが不具合を起こす一因となっている。2008 年末のうるう秒調整においてはオラクルのソフトウェアが予期せずリブートするといったバグが発生していた。 ITU では、UTC (協定世界時) とUT (世界時) との差を今後数百年に渡り修正せず、ある時点で「うるう時間」として一気に修正を行うという新たな方法が検討されているとのことだ。

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    i-komo 2010/08/26
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