舛添要一前厚労相が代表となった「新党改革」の支持率が低迷している。報道機関の世論調査で、舛添氏は「首相にふさわしい人」の1位なのに、このギャップは一体何なのか。永田町では「新党の参加メンバーが微妙すぎる」という見方が広まっている。 共同通信の世論調査(29日公表)。舛添氏は前月比4・1ポイント減だったが18・3%で「首相にふさわしい政治家」の首位をキープ。一方、新党改革は1・6%という低支持率だった。 そもそも、新党改革は、舛添氏が改革クラブに入党し、党名を変更したリフォーム新党。渡辺秀央最高顧問と荒井広幸幹事長、山内俊夫国対委員長が残留組で、自民党から矢野哲朗、小池正勝両参院議員が合流した。 旧改革クラブについて、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「永田町では『はぐれ鳥たちの政党助成金受け取りシステム』と揶揄する人もいた。政党要件を満たす5人をそろえることにきゅうきゅうとしていたイメ