7月16日、中国国家統計局は2009年第2・四半期のGDP伸び率が前年同期比7.9%となり、第1・四半期の同6.1%から加速したと発表。写真は3月、北京で(2009年 ロイター/David Gray) [北京 16日 ロイター] 中国国家統計局は16日、2009年第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比7.9%となり、第1・四半期の同6.1%から加速したと発表した。エコノミスト予想の同7.5%を上回った。 大規模な財政支出と金融面の刺激が奏功し、政府が目標とする09年の8%成長は射程圏に入った。 統計局がこの日発表した一連の6月経済指標により、4兆元(5850億ドル)規模の財政支出と過去最高水準の銀行融資により発生した内需が、輸出の不振をカバーする構図が浮かび上がった。 フォーキャストのエコノミスト、ダニエル・ソー氏は「非常に心強い数字で、8%の成長目標が視野に入ってきた。財政
中国国営通信社「新華社」は2009年6月28日付で、「重慶市の文科系“状元”(試験成績第1位)が民族変更で加点詐欺、父は県大学入試事務所主任」というニュースを報じた。 6月7~9日に行われた全国統一大学入試(以下「大学入試」)において重慶市で文科系の“状元”となった受験生がその所属する民族を“漢族”から少数民族に変更して試験成績に加点を受ける資格を得ていた。呆れたことに、その父親は県大学入試事務所の責任者であることが判明した。 (筆者注)中国語の“漢族”を日本では「漢民族」と呼ぶのが一般的だが、中国語では他の少数民族も“○○族”と呼び、「○○民族」とは呼ばない。そこで、本稿では「○○民族」という表現を避けて中国語表記の“○○族”に統一した。 漢族が少数民族になりすまし20点加算 中国の大学入試では、受験生が要件を満たせば入試結果に一定の加点を行う優遇措置が取られている。この要件は各省・自治
15日の米国市場は、株高・債券安の動きになった。材料になったのは、前日に発表された米半導体大手の決算内容についての前向きな評価に加え、この日発表された景気指標が市場予想比で上振れたこと。米6月の鉱工業生産は前月比▲0.4%。8カ月連続で減少したものの、マイナス幅は5月の▲1.2%から大きく縮小した。また、米7月のニューヨーク連銀製造業景況指数は▲0.55で、15カ月連続マイナスながら、幅は6月の▲9.41から大きく改善した。ニューヨークダウ工業株30種平均は3日続伸。前日比+256.72ドルの大幅高で、終値は8616.21ドル。米10年債相場は3日続落し、利回りは一時3.62%まで急上昇した。 鉱工業生産が前月比プラス転換へと徐々に向かっていること自体に、違和感はない。日本やユーロ圏の動きに比べて、米国の出遅れ感が目立っているほどである。在庫調整が進捗していることは、ISM製造業景況指数の
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