第1回では「チームとは何か」「なぜ、チームを創るのか」についての問題提起をさせていただきました。続いて第2回ではチーム創りの前提としての安全な場の重要性についてお話しさせていただきました。 私達が長年の取り組みで痛感していることは、誰もがチームや組織に属していながら、チームや組織を活かし、本来のチームの意義を活かすための本質的な取り組みが行われていないという事実でした。 それは、私自身も長年、組織に属し仕事をしてきましたが、職務としてチーム創りについての学びを深めていなかったら気付かなかったことだと思います。 マネジメントにしても人材開発にしても多くは対症療法的で部分最適が中心です。経営課題の多くは数値的な改善改革に重きが置かれ、最も重要な人的資本の価値を高める取り組みは表面的なものが多いように感じます。 永続的成果は「人財」と良質なビジョンを持ったチームによってもたらされます。そのことの