Yoonkyung Lee, 2006, "Varieties of Labor Politics in Northeast Asian Democracies: Political Institutions and Union Activism in Korea and Taiwan," Asian Survey, Vol.46 No.5, pp.721-740. なぜ韓国では台湾よりも労働組合が行動主義的かについて論じた論文。韓国も台湾も開発独裁体制下では、組合運動は厳しく弾圧されたが、1980年代後半に始まる民主化によって、労働組合はその活動が認められるようになった。両国の労働争議の件数 (1989-2002年) を見ると韓国のほうが多いし、労働争議によって操業が停止したのべ日数(ストなどで会社の活動が止まった日数)を見ても、台湾では0〜4万日ほどだが、韓国では、4〜600万日ほどで