ダライ・ラマ14世、11月来日へ 東京、京都で講演 チベット亡命政府の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所は9日までに、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が11月中旬に日本を訪問する予定であることを明らかにした。 ダライ・ラマの来日は2012年11月以来。中国政府は、ダライ・ラマを「祖国分裂主義者」と敵視しており、当時、訪日を認めた日本政府を批判した。査証(ビザ)発給をめぐって中国が再び反発する可能性がある。 同事務所によると、ダライ・ラマは11月15日に来日して26日まで滞在する予定。東京で日本の科学者らとの対話イベントに参加したり講演を行ったりするほか、京都市でも講演を行うという。 同事務所は、日本の政治家と面会する予定はないとしている。