富山県の石井知事は、北陸新幹線の敦賀(福井県)から大阪への延伸ルートについて、「素直な形で京都に行き、大阪に行けるのがいい」と述べ、京都駅経由で大阪に抜けるルートを前提に検討することが望ましいとの考えを示した。 新幹線延伸開業から14日で半年を迎えるのを前に、報道各社のインタビューで語った。 延伸ルートを巡っては、与党の検討委員会が、「小浜」「米原」「湖西」の3ルートに加え、JR西日本が内部で検討している「小浜―京都」ルートも候補として議論している。知事は「ルートをどれと言う段階ではない」とした上で、「議論を尽くし、早く決めなければならない」と述べ、政府に早期のルート確定と整備を働きかけていく姿勢を示した。 北陸新幹線の利用者数が、前年同期の在来線特急時代の約3倍に上っていることについては、「想定を超えている。日本の交通体系に衝撃を与える存在になりつつある」と評価し、「観光面、ビジネス面で
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