投開票日に全国を覆った強い寒波が象徴するように、投票率は戦後最低だった前回をさらに下回り、“寒さ”が際だった衆院選。追い風も吹いていなかった自公が3分の2を超える326議席を獲得し、振り子は野党側に振れることはなかった。 橋下徹大阪市長が率いる維新の党も牙城と位置付ける大阪の選挙区で、前回衆院選の12勝2敗(当時は日本維新の会)から5勝9敗と大きく負け越す結果となった。14日夜、大阪市内で会見した橋下氏は「2年前(の前回衆院選)が異常、特殊だった」としたうえで、「維新に対する信任、僕に対する信任がなかった」と話した。 ただ比例票を大阪だけでみると、維新は114万票を獲得。87万票の自民を大きく上回り、“大阪第一党”の座を死守した。維新、そして橋下氏への府民の期待がまだ消えていないことの証左であろう。 民主にも抜かれ…比例得票に見る人気 5年前、大阪府知事だった橋下氏が大阪維新の会を立ち上げ
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