莫高窟(ばっこうくつ、拼音: Mògāo kū)は中華人民共和国甘粛省敦煌市の近郊にある仏教遺跡。千仏洞(せんぶつどう、拼音: Qiānfó dòng)・敦煌石窟(とんこうせっくつ、拼音: Dūnhuáng shíkū)とも[1]。 4世紀から約千年間、元の時代に至るまで彫り続けられた。大小492の石窟に彩色塑像と壁画が保存されており、仏教美術として世界最大の規模を誇る。1900年に敦煌文書が発見されたことでも有名。1961年に中華人民共和国の全国重点文物保護単位に、1987年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。雲崗石窟、龍門洞窟とともに中国三大石窟(中国語版)のひとつに数えられる。 歴史[編集] 文殊菩薩と維摩居士の対面、159窟 張騫の西征 敦煌市の東南25kmに位置する鳴沙山(めいささん)の東の断崖に南北に1,600mに渡って掘られた莫高窟・西千仏洞・安西楡林窟・水峡口窟な
![莫高窟 - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/985d7b95c879ffa6c90ac0ca155adf3d6fd4c94c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F3%2F3f%2FDunhuang_Mogao_Ku_2013.12.31_12-30-18.jpg%2F1200px-Dunhuang_Mogao_Ku_2013.12.31_12-30-18.jpg)