『TPP推進の哲学』考 加納有輝彦 氏のブログ転載 2011-11-23 TPP(環太平洋経済協定)大論争の様相を呈してきた。 反対の論客代表中野剛志氏は、 「TPPもまたショック・ドクトリンの一つである」とまで言い、 ナオミ・クラインのベストセラー「ショック・ドクトリン」 をいち早くTPP論議に持ち込んだ。 中野氏のWillの論考 (12月号「ショック・ドクトリン」TPPの危険)は、 私のような素人が読んでもずいぶん荒っぽい論法に見えた。 荒っぽく見えたと同時に、 「へえー、プロもこんな付け焼刃的な感じで文章書いて いるんだ」と逆に、変な親近感を覚えた(^^)。 私などはまさにプログを付け焼刃的知識を総動員して書いて いるからだ(^^)。 ただ、私の場合、確固たる北極星は見ているつもりである。 (北極星:進むべき方途:豊かで自由な未来社会) 中野氏の北極星は、どうも「保護主義で保護された