↑ ↑ 応援クリックありがとうございます。 (それぞれの画像はクリックすると当該画像の元ページに飛ぶようにしています) 上にあるのは、森田春代さんの描いた小野小町です。 森田春代さんは、海外で活躍されている日本画家で、きもの美人を描いた豪華絢爛な作風は、いまや世界中で大人気なのだそうです。 絵に筆字で歌が書かれています。 うつつには さもこそあらめ 夢にさへ 人めをもると 見るがわびしさ 小野小町の歌です。 森田春代さんは、この絵に、この歌を配置されました。 絵には背景にまっすぐな竹が配置され、遠目に高貴なお方を象徴するような欄干が描かれています。 願いが叶うと呼ばれている満月、そして月夜の晩です。 よく考えられた、歌にとてもマッチした絵だと思います。 けれど、一般にはこの歌は「夢の中でまで人目を避けて逢うなんて、なんてさみしいことでしょう」と嘆いているとか、あるいは「現実でも夢の中でも人