#1,4です。誤解があるといけないのでコメントを追加します。 地球内部の熱源としては、地球形成時に持ち込まれた重力エネルギーの方が放射性元素の崩壊によるエネルギーを上回ります。「シリーズ現代の天文学 第1巻 人類の住む宇宙」(日本評論社)の279ページに、総量では前者が後者の約10倍、単位時間あたりの発生量では前者が後者の約50倍とあります。 一方、地表から外部へ逃げている熱エネルギーの源については、同書266ページで放射性元素の崩壊に伴うものが50%~90%を占めるとしています。 つまり、地球の内部を高温にして、その一部を溶かすのに使われたエネルギーの源としては重力エネルギーが主であり、一方、表面から逃げているエネルギーの源としては、比較的表面に近いマントルに含まれる放射性元素からの寄与が大きいということではないでしょうか。別の言い方をすると、地球の深部には大量の熱エネルギーが存在するの