Ruby の Java による実装である JRuby。この JRuby 開発の中心メンバーである Charles Nutter 氏が 日本 Ruby 会議での講演等のため来日した。SDC 編集局で は約1年前に、同氏へのインタビューを行ったが、この間に JRuby がどのような 進化を遂げてきたかなど、JRuby の最新動向を伺う機会を得た。 編集局:昨年の来日から約1年が経ちました(「SunとJavaとダイナミック言語−JRuby開発者に聞く【SDC SQUARE 2007年6月号】」。仕事での変化は何かありましたか? Charles::現在もJRubyの開発を中心とした仕事に従事しています。また、Java VM(JVM)上で様々なダイナミック言語をサポートする動きにあわせて、その実装に関わる仕事にも関与しています。たとえば、こうしたダイナミック言語で共通的に利用されるライブラリの共有化