「今夜、どこで寝る」というタイトルのブログを書きはじめて早一年。 旅が好きなので、旅のことを書けたらいいなあという気持ちでこのタイトルにした。 しかし、「どこで寝る」の部分は旅に行く国や街のことではない。 それは旅の隙間、美しい村や見たこともない街へ「移動する間」のことを指したつもりだ。 あるときは夜行バスの座席で、空港の待合室のベンチで、寂れた駅の床に座って眠る。 夜はだいたい、屋根のあるところで布団にくるまって眠れるけど、移動のときはその限りではない。 電車や飛行機を何時間も待たなければいけない時、汚ねえ床にスーパーの袋を敷いて、リュックを枕にして寝ることもザラだ。 ベンチや座席に肘掛けがなければ、めちゃめちゃにラッキーだと思う。 そこはもうベッドでしかない。 寝台列車なんかはホテルに泊まっているのと同じこと。 どこでも眠ることができるのは自分の長所の一つだと思っている。 こう思うよう