太平洋にすむクロマグロの数が急速に減少している。質の高い「トロ」がとれるクロマグロの減少は日本に責任がある。政府は水産関係者や流通企業と協力し、資源量の回復をめざしてほしい。日米の科学者などでつくる北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)の調べで、1990年代前半にいったん回復した親マグロの数は90年代後半から減り続け、過去最低の水準に近づいている。同委員会は、成熟する前のマグロを巻き網漁な
太平洋にすむクロマグロの数が急速に減少している。質の高い「トロ」がとれるクロマグロの減少は日本に責任がある。政府は水産関係者や流通企業と協力し、資源量の回復をめざしてほしい。日米の科学者などでつくる北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)の調べで、1990年代前半にいったん回復した親マグロの数は90年代後半から減り続け、過去最低の水準に近づいている。同委員会は、成熟する前のマグロを巻き網漁な
安倍晋三首相は成長戦略の柱の一つとして、「女性の活躍」をあげた。少子高齢化が進み労働力人口の減少が懸念される日本で、経済・社会に活力をもたらすには、女性の社会進出をもっと促すことが欠かせない。その認識は正しいが、重い役割を女性だけに押しつけるわけにはいかない。途上国より大きい格差子どもを産み、育て、家事もこなし、さらに家庭の外に出て稼ぎ、親世代の介護まで担う。これらすべてを女性に期待するとすれ
タクシー大手が大学新卒の運転手採用を大幅に拡大する。これまで中途採用が中心だったが、定着率の低さ、景気回復による他業界への人材流出で即戦力が不足していることや個人向けサービスの担い手として若い人材が必要と判断。若手の採用にアクセルを踏み込む。昨年に新卒募集を始めた日本交通(東京・北)は来春入社で前年比5倍の30人を採用する計画。大学の就職課などを訪問して働き掛ける。これまで中途採用向けの就職フ
川崎重工業が臨時取締役会を開き、長谷川聡社長ら3人の取締役を解任した。三井造船との経営統合の交渉打ち切りも決めた。経営統合をめぐる意見の対立が理由だという。株主総会直前での社長解任劇は重要な意思決定について詰めの甘さを露呈し、経営への信頼を失墜させたと言わざるをえない。川崎重工と三井造船は取引銀行の仲介で経営統合の検討に入っていた。実現すれば三菱重工業に迫る国内第2位の造船・重機メーカーが誕
財務省が10日発表した4月の国際収支(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は7500億円の黒字だった。経常黒字は3カ月連続で、前年同月(3735億円の黒字)と比べほぼ倍増した。所得収支の黒字が2兆1160億円と、現在の基準で比較可能な1985年以降で最大となり、液化天然ガス(LNG)輸入増などで膨らんだ貿易収支の赤字を補った。所得収支の黒字は51.8%増え、黒字幅は5カ月連続
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く