夏休みが終わる前後の時期に、子どもの自殺が多くなるというデータを内閣府が公表したことを受けて、埼玉県は多くの学校で新学期が始まる1日、子どもたちが通学で利用する駅の前で自殺の防止を呼びかけました。 こうしたデータを受けて、埼玉県は急きょ、県内の多くの学校で新学期が始まる1日、通学で利用する子どもが多い朝霞市内の駅前で、自殺の防止を呼びかけました。 県の職員らが、子ども専門の無料の相談電話の案内を記したチラシを配りながら、「夏休み明けは気分が落ち込み不安になることがよくあります。不安になったら気軽に相談してください」と声をかけていました。 埼玉県疾病対策課の石鍋幹男主査は「独りで悩まずに困ったことがあったら周りに相談してほしい。落ち込んでいる友達が周りがいたら、相談窓口があることを伝えてほしい」と話しています。 また、埼玉県は、悩みを抱える人の相談窓口を周知するために、独自に作成した動画をイ