14日午後4時25分ごろ、大阪府大東市野崎1丁目のJR学研都市線野崎駅で、市内に住む市立小学校5年の男子児童(11)が、ホームを通過中の同志社前発宝塚行き下り快速電車(7両編成)に飛び込み、死亡した。府警は、遺書のようなメモが残されていたことなどから自殺とみている。 四條畷署などによると、電車の運転士は、ホームの約100メートル手前で、男児が飛び込むのに気づき、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。ホームには男児のリュックサックが置かれていた。小学校を終え、学習塾に向かう途中だったとみられる。 遺書とみられる紙1枚のメモは、リュックの近くに置かれていた。メモでは児童の通う小学校の統廃合の撤回を求めていた。親族らによると、男児は14日、小学校の統廃合について賛否を尋ねる聞き取り調査を、クラス内で自ら実施していたという。 大東市によると、市内の小学校3校が新年度から二つの小学校に