セキュリティ専門家は、一部のユーザー間で人気の電子グリーティングカードが、サイバー犯罪者によってプライバシーに関わる個人情報を収集する詐欺に利用されていると警告を発している。 セキュリティソフトウェアメーカーExploit Prevention Labsの最高技術責任者(CTO)であるRoger Thompson氏が、米国時間9月20日のインタビューで述べたところによると、多くの人のクレジットカード番号、オンラインバンキングの機密情報、ログイン名やパスワードを含むデータが、この手口によって既に収集されているという。オーストラリアや米国に在住の個人が主な標的になっている。 Thompson氏によると、YahooやBlue Mountainなどのサービスからのグリーティングカードを装った電子メールのメッセージを使って詐欺が行われているという。ユーザーがカードを見ようとしてリンクをクリックすると
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