転職したいという気持ちが強いあまり、職務経歴書にウソの内容を書いてしまう技術者がいます。第2回でもお伝えしたように、志望先が求める人材像に合わせて、書く内容や記入量を調整するのは必要なことです。しかし、ウソを書いてはいけません。 ウソは、面接でばれます。面接の目的の1つは、履歴書や職務経歴書に書かれていることが本当かどうかを確認することです。面接官はウソを見破ろうと思って質問するわけではありませんが、答えに不自然さを感じる部分があると、その内容について3回程度質問を重ねて深掘りします。 応募者がウソをついている場合は、だんだん答えにつじつまが合わなくなってきます。そうでなくても、顔が引きつったり、声が小さくなったり、急に汗をかいたりするようになるのです。面接官は、それを見逃しません。職務経歴書は正直に書く、面接では正直に話すというのは、転職活動をする上での大原則です。 では正直に話せばよい