ハリウッドで活躍する俳優のルピタ・ニョンゴさん(34)が、雑誌の表紙で自身の縮れ毛の髪を消されたことに抗議した。カメラマンは写真を修整したことを認め、「誰かを傷つける意図はなかったが、今は信じられないほど有害で傷つける行為だったと理解している」と謝罪している。 ニョンゴさんは両親がケニア人。映画「それでも夜は明ける」で黒人奴隷を演じ、2014年のアカデミー助演女優賞を受賞している。今月13日付の英国の女性誌グラツィアUKの表紙を飾ったが、ニョンゴさんは10日、修整なしの自身の写真と表紙写真をツイッターやインスタグラムに投稿。表紙の写真では後ろにまとめた髪が消され、短髪に見える。 ニョンゴさんは、肌の色が黒く縮れ毛の自分が雑誌の表紙を飾ることは、似た容姿の子らにありのままで美しいと示す機会になるとしたうえで、同誌が事前に相談なく「彼らが美しい髪と思う欧州中心の概念に当てはまるように修整した」
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