都営大江戸線・東新宿駅近くにある「軍艦マンション」こと第3スカイビル(新宿区大久保1)で2月22日より、多くのクリエーターの作品を展示する「再出航」イベント「GUNKAN crossing」が行われる。 シルバーに塗った鉄板が張られた壁面、屋上に横置きされた給水塔、ユニット化された各室など軍艦をモチーフとした独特のデザインで「軍艦マンション」と呼ばれる同ビルは、建築家・渡邉洋治の代表作だ。1923(大正12)年生まれ、新潟出身の渡邉さんは陸軍船舶兵として従軍経験を持つ。戦後、建築士となり個人事務所を開き、早稲田大学で講師も務めた。1970(昭和45)年に竣工し地上14階・地下1階の事務所と共同住宅で構成された同ビルはとりわけ異彩を放ち、建築家や建造物マニアには垂ぜんの的となっていた。 老朽化で解体の計画もあったが、ビルのオーナーが変わったのを機に、リノベーションして40年前の輝きを取り戻す
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