さきごろ発売した『現代美術場外乱闘』でも取り上げましたが、東京にかぎらず、街なかでますます目につくようになった”ホームレス排除アート”。パブリック・アートという美名のもとに、ホームレスを排除するために設置される“邪悪なアート”の実態に、あいかわらず美術メディアは目をつぶったままです。 渋谷のマークシティに向かうガード下には、「ウェーブの広場」なる珍妙なパブリック・アートがあるのを、ご存じの方も多いでしょう。マークシティ本体と同様、設計は東急建設。名前は公募で決めたそうで、由来は「この街に新たなウェーヴをおこそう!」という心意気からなんですと・・・。管轄しているのは「渋谷中央街」という商店街の組合ですが、最初からこうだったのではなくて、最初は平らな広場だったのが、ホームレスが常駐しはじめたために波型にしたところ、ダンボールを何枚も敷いてホームレスがしつこく常駐! そこでイボイボ状の突起を設置
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