化粧品や健康食品などの通信販売では、かつてはレスポンスがあった広告も「最近では反響が獲れなくなってきた」という声がよく聞かれます。 成長期にあった通販市場も、商品によっては成熟期へ移行。 それに合わせて、どのようなコピーが売れていて、あるいは売れなくなっているのか? 背景には、どのような構造変化が起きているのか? 事例と理論を照らし合わせて、考えてみましょう。 ベタなチラシでは、レスポンスが獲れなくなってきた!? 「2014年から15年にかけて、レスポンスの出るクリエイティブの傾向が変化してきた」 そう語るのが、弊社クリエイティブ局の永瀬晃大朗。 彼の分析は、「通販チラシを差別化するには?売れているチラシの特徴から解説」という記事にまとめていますが、具体的な例を1つ紹介すると、「ベタな」通販チラシの反響が悪くなってきたというのです。 ベタなチラシに共通するのは、強いコピーや目を引くデザイン