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オリックス・バファローズはいかにファン会員データを“宝の山”に変えたか:球団ビジネス変革の裏側(前編)(1/2 ページ) シーズン序盤からの快進撃そのままに、ついには2014年のパ・リーグ優勝に迫りつつあるオリックス・バファローズ。チームの成長に足並みをそろえるかのように球団事業も改革を進めて大きな成果を上げている。そこに至る背景を取材した。 目下、熾烈なリーグ優勝争いが繰り広げられているプロ野球のパ・リーグ。3年振りの優勝を目指す福岡ソフトバンクホークスに対峙するのが、球団合併後、初めての優勝を目指すオリックス・バファローズだ。 一昨年は最下位、昨年が5位と低迷していたオリックス・バファローズだったが、今シーズンになって序盤から快進撃を続け、今や優勝が手に届くほどまでに息を吹き返した。その背景には戦力補強などのチーム改革があるわけだが、実は、チームだけでなく、球団事業においてもこの1~2
LINEのスタンプを自作して販売できる「LINE Creators Market」から、新たな才能が生まれている。クリエイターの年齢や経験は不問(13歳未満は保護者がクリエイター登録する必要がある)。主婦や学生も多数参加しており、草の根作家の可能性が広がっている。 都内に住む小学生1年生・はなかさん(7歳)も、スタンプクリエイターの1人だ。はなかさんが紙に描き、お父さんがPCで色を塗った「いか」スタンプは、有名人のTwitterで取り上げられるなどして想定外の人気となり、分配された売り上げは1万円を突破した。 「いかの待ち合わせ」「船が来てびっくりしているいか」「UFOキャッチャーで商品が取れるか、お祈りしているいか」……はなかさんの「いか」スタンプは、大人が作ったパターン化されたデザインとはひと味違い、子どもらしい自由さを感じさせる。1セット・40種類ものデザインを考えるのは大人にも難し
「氷水かぶるのはTL見てるだけでもう飽きちゃったので、私はこちらに100ドル寄附させていただきます」――サイバーエージェントの藤田晋社長は8月20日、世界的なムーブメントになっているチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(アイスバケツチャレンジ)に参加し、頭から氷水をかぶるのではなく、日本ALS協会への寄附を選んだことをFacebookで明かした。グリーの田中良和社長も同様に、100ドルを寄附したという。 Ice Bucket Challengeは、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を呼び掛ける米国発のチャリティーキャンペーン。指名を受けた人は、バケツの氷水を頭からかぶる動画を24時間以内にFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、次の人を指名するか、ALS協会に100ドル寄付する、またはその両方を行う――というルールだ。 米国IT業界では、Fac
ドワンゴがスタジオジブリを買収するという一部報道について、ドワンゴの川上量生会長はITmediaの取材に対し「まったくのデタラメ」と否定した。 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが8月4日の株主総会で、製作部門をいったん解体する方針を表明。これに絡み、一部メディアの電子版が5日、「ドワンゴがジブリを吸収合併する」と伝えた。 はてなブックマークにも川上会長(kawango)のIDでコメントが。ニコニコ動画を開発したドワンゴのエンジニア・戀塚昭彦さん(koizuka)もコメントしている 川上会長は報道について、「まったくのデタラメですよね。信じがたい」と強く否定。「はてなブックマーク」でも自らのアカウントで、同記事について「ほんと、PV稼ぎの出鱈目記事はやめて欲しいよね」とコメントしている。 川上会長は、ドワンゴの会長業と並行し、2011年スタジオジブリに「プロデューサー見習い」として入社
「天地明察」などの小説や、アニメのゲームの原案・脚本を手がける冲方丁さんが7月17日、自作の2次創作を全面解禁することを自身のブログで提案した。2次創作は「長らく黙認と放置が業界の通例」だったが、「グレーゾーン」のもとあいまいだった権利や利用のあり方を明確化し、海賊版や違法利用の抑制を目指す狙いだ。 冲方さんは自身の作品について、(1)2次創作の全面解禁、(2)メディアミックスは2次創作の延長ではなく独立した1次作品として明確化、(3)2次創作者によるファングループを作り、優先的に作品に関する情報を提供する、(4)著作者とファンがともに違法作品抑制に取り組む環境の整備――の実現を目指すという。 2次創作については許諾する作品を限定した上で公表し、「元作品名と、その2次創作であることを作品や冊子の冒頭に明記すること」を条件とすることで契約書などの実務作業をなくし、満たすものは自動的に許諾。そ
米Googleが年次開発者会議「Google I/O 2014」で発表した新たなAndroidプラットフォーム(Android Wear、Android Auto、Android TV)のユーザーインタフェース(UI)とソフトウェアはOEMではなく、Googleがコントロールする──。同社でAndroidのエンジニアリングを担当するディレクター、デビッド・バーク氏がArs Technicaのインタビューでそう語った。 バーク氏はArs Technicaに対し、次のように語った。「Android TVの場合、UIが従来よりも製品と一体化している。われわれはAndroid TVのユーザー体験は一貫したものにしたい。家に2台のAndroid TV製品があるとすれば、2台が同じ操作で使えるようにしたい。端末メーカーは自社製Android TV製品をブランディングし、サービスを追加することは可能だが
英レディング大学は6月8日(現地時間)、アラン・チューリング博士没後60周年に当たる7日に同校が英王立学会で開催した「Turing Test 2014」において、チューリングテストの初の合格者が出たと発表した。 合格したのはウクライナ在住の13歳の少年、ユージーン・グーツマンくんという設定のプログラム。ユージーンくんは2001年にロシア人のウラジミール・ヴェセロフ氏(米国在住)、ウクライナ人のユージーン・デムチェンコ氏(ロシア在住)らが構築した。これまでも多数のチューリングテストイベントに参加して改良を重ねられてきた。 チューリングテストは、「コンピュータの父」と呼ばれる20世紀の英数学者、アラン・チューリング博士が提案した、人工知能を知的と呼べるかどうかを判断するためのテスト。人間が人工知能と対話して、相手が人工知能か人間か判断できなければ、その人工知能は思考しているといえるというもの。
米Appleは6月2日(現地時間)、モバイルOSの最新版「iOS 8」を発表した。開発者向けβ版は同日リリースされ、一般には今秋に公開する予定。 対応端末はiPhoneが4S以降、iPadが2以降(iPad mini含む)。 「iCloud Drive」は、モバイル端末やPCなどでファイルを共有できるクラウドストレージサービス。5Gバイトが無料で提供され、さまざまなファイルをiPhone/iPad、Mac、Windowsで共有でき、ファイルのアップロードはPCではDropboxなどと同様、フォルダへのドラッグ&ドロップで行えるという。 通知機能などの改善 メール受信などを伝える通知機能はインタラクティブになり、メールの受信やFacebookのコメントの通知などからそのまま返信を入力するといったことが可能になっている。ホームボタンの2度押しで現れるマルチタスク画面では、最上部にFaceTim
ダイナミックな構図変化を手軽に楽しめる18.8倍ズーム――タムロン「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」:交換レンズ百景 タムロンからモデルナンバー「B016」となる「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」が登場した。これは原稿執筆時点で世界最高のズーム比約18.8倍を誇るAPS-C用レンズだ。 レンズ自体はワイド端16ミリ(35ミリ換算約25ミリ相当)から300ミリ(約465ミリ)までカバーするためやや大きめなサイズとなっているものの、キヤノン「EOS 70D」に装着した感じは悪くない。むしろちょうどいいサイズ感と重量感であった。また新しいデザインになったせいか、シンプルで洗練された印象も受けた。これ一本だけでブラブラと撮影に出かけてみた。
第4回では、LINEユーザーにとっては思わずうなずく定番ネタから少々マニアック(?)なものまで、普段LINEを使う中で感じていることを話してもらった。彼女たちの話に「あるある~」と同意できれば、女子高生や女子大生たちともきっと話が合う……かもしれない。 女子高生や女子大生のスマホ事情については、以下の記事も参考にしてほしい。 →「スマホの9割はiPhone」「有料スタンプは買わない」――女子高生起業家に聞くスマホ事情 →現役女子大生に聞くスマホ事情(1):「本当はタブレット+ガラケーがいい」「買う機種を自分で選びたくない」――女子大生がスマホに思うこと →現役女子大生に聞くスマホ事情(2):「LINEで未読100件は当たり前」「本当はmixiに戻りたい」――女子大生とSNSの距離感 →スマホを買ったら入れておきたいアプリ10選――高校生編 →あなたのホーム画面、見せてください!――高校生編
ヤマダイーブックは、独自のSNS「ヤマダ電機マルチSNS」内で2012年12月にスタートしたスマートフォン向け電子書籍サービス。YAMADAポイントとの交換やクレジットカード決済で購入する「イーブックポイント」と呼ばれる独自のポイントで電子書籍を購入できる。 サイト内の告知によると、サービスの向上・コンテンツの拡充のため、夏をめどに大幅なシステム変更を行い、新規に電子書籍サイトを立ち上げるという。購入したイーブックポイントの返金やYAMADAポイントへの交換は行わず、購入したコンテンツは7月31日で閲覧できなくなるとしている。 電子書店の閉鎖に伴い、購入した書籍が閲覧不能になる例はこれまでにもあったが、購入金額の一部や全額をポイントで返金する例もある。 関連記事 ヤマダ電機、購入書籍を新ストアでも閲覧できるよう調整 ポイント残額はヤマダポイントで返還 ヤマダ電機は、電子書店「ヤマダイーブッ
今回はオッサン向けに特化した内容ですみません。そして、「俺は最初から追いかけているよっ!」という人にも申し訳ないところですが、私はここにきて福井晴敏さん原作のアニメーション作品「機動戦士ガンダムUC」は、ただ優れた作品であるだけではなく、ひとつの特別な“現象”であると感じ、その本質について考えたほうがいいと思うようになりました。なぜならこの作品には、面白いだけではない、2つのユニークな特徴が感じられるのです。 ちょっと定量化するすべがなく、主観で恐縮ですが、「ガンダムUC」の特徴のひとつ目は、その成果に対して世の中の反応が静かであること。「新作が出るたびに掲示板でスレが立つよ」「俺のまわりでは盛り上がってるよっ!」という方には恐縮なところですが、なんといっても「ガンダムUC」は、最新作、2012年6月発売の「episode5 黒いユニコーン」のブルーレイ版で初週売上げ、約9万9000枚を達
ドワンゴとニワンゴは5月21日、「ニコニコ動画」で今夏ごろから新動画圧縮規格「H.265/HEVC」による配信を始めると発表した。現在のH.264 MPEG-4 AVCより圧縮率が2倍に高まっており、トラフィック混雑時でも同じ画質の動画を快適に視聴できるとしている。 まず一般会員が混雑時に表示される低画質動画ついてH.265/HEVCへの変換を開始。その後、順次同規格に対応した動画を増やしていく。 同規格はH.264 MPEG-4 AVCの後継コーデック。圧縮率に優れ、ニコ動のトラフィック緩和が期待できるとしている。ただ、視聴にはデコーダを搭載する端末が必要な上、PC用Webブラウザも未対応。将来は端末の普及やトラフィック緩和効果をみながら、プレミアム会員がより高画質な動画を視聴できるよう、新規投稿動画について順次対応していく。 国内ではNTTドコモの「dアニメ」がH.265/HEVCへの
1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』、『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。 日本全国列車旅、達人のとっておき33選』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP。 設備(ハードウェア)は対応している。しかし運用(ソフトウェア)が対応できない。その結果、設備のメリットを充分に発揮できない。こういう状況は実にもったいな
角川会長「ようやく、川上さんという若い経営者を手にした」 新会社「KADOKAWA・DWANGO」の目指す姿は(1/2 ページ) 「プラットフォームとコンテンツ、双方を提供してきた会社が1つになる」――ドワンゴの川上量生会長は5月14日、KADOKAWAとの経営統合を発表した記者会見でこう述べ、両社の親和性の高さを強調した。KADOKAWAの角川歴彦会長は「ようやく私は、川上さんという若い経営者を手にしたんだと思う」と感慨深げに語り、川上会長の経営手腕に大きな期待を寄せた。 ドワンゴの技術力をKADOKAWAに 「日の丸プラットフォームを」 両社で統合持ち株会社「KADOKAWA・DWANGO」を10月1日付けで設立し、2社が100%子会社として傘下に入る形。新会社の社長にはKADOKAWA相談役の佐藤辰男氏、会長にはドワンゴの川上会長が就任し、角川会長は取締役相談役に就く。株式移転比率は
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