米田:Ingressは今度3周年になるかと思いますが、ユーザー数などは現状どのようになっていますか? 川島:世界全体でのダウンロード数は1300万で、日本のユーザー数は世界で1位か2位という具合ですね。 米田:日本でそれだけ流行っているのは、日本人の特性と何か結びつきが強かったんでしょうか? 川島:まず1つは、日本は歴史がすごく深いじゃないですか、おもしろいものがたくさんありますよね。Ingressの特徴は身の周りの、今までは全然見てなかったようなもの、普通に通勤・通学していたら全然目に入らないようなものが発見できてしまうところにあります。たとえば、お地蔵さんだとか、こんなところにお寺があっただとか。 歴史あるポータルが都会にたくさんあって、非常に環境が良かったということですよね。地方に行くと、一番近いポータルが3キロ先だったりして、最初の一歩でくじけてしまう場合もあったりするんですけど。