被害者か、脱税の共犯者か 4月5日、世界各国の指導者ら多数を困惑させている、いわゆる「パナマ文書」流出スキャンダルの渦中にある、法律事務所の共同設立者ラモン・フォンセカ氏(写真)は、同事務所は外部からのハッキングの被害者だと主張し、告訴したことを明らかにした。パナマ市で撮影(2016年 ロイター/Carlos Jasso) 世界各国の指導者ら多数を困惑させている機密文書、いわゆる「パナマ文書」流出スキャンダルの渦中にある、法律事務所の共同設立者は5日、同事務所は外部からのハッキングの被害者だと主張し、告訴したことを明らかにした。 世界各国の顧客向けに24万のオフショア企業を立ち上げたとするパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」の共同設立者、ラモン・フォンセカ氏は、ロイターとのインタビューで、同事務所が法を犯しておらず、すべての業務は合法だと強調した。 また、いかなる文書を破棄したこと