県民投票の実現への強い意思沖縄の米軍普天間飛行場の移設計画をめぐって、名護市辺野古沿岸の埋め立ての是非をめぐる県民投票は、予想通り反対多数の結果になった。しかも、反対票は、総投票数の7割を超え、昨夏の県知事選での玉城知事の得票数を大幅に超える43万票以上となった。 まず、沖縄の人々が署名活動を始め条例制定を経て全島での県民投票を実現させたことに対し、そして昨夏亡くなった翁長雄志沖縄県知事の意志を継いだ関係者の方々が払った大変な努力に敬意を表したい。 またこの結果は、日米両政府、本土に住む私たちにとって極めて重い民意の表出である。 しかし、政府はそれでもこの投票結果を無視して埋め立てを続けようとしている。 アーカイブから浮かび上がる県民投票に至る道今回の県民投票での意思表明は、単に埋め立てに反対であるということに止まらない。沖縄が歩んだ道を顧みれば、日本、アメリカという強大な力が有無を言わせ
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