【学会参加報告】 The 12th International Conference of the History of Science in East Asia (第12回東アジア科学史国際会議) 私は2008年7月14日から18日にかけ、ジョンズ・ホプキンス大学にて開催された第12回東アジア科学史国際会議に参加し、研究発表を行った。私の発表内容を中心に、今回の報告をさせていただきたい。 この会議は3年に1度世界各地で開催されており、12回目となった今回は参加者も200名以上という規模になった。会場となったジョンズ・ホプキンス大学には、中国、台湾、韓国、日本はもちろん、アメリカやヨーロッパから東アジアの科学史を研究する研究者が集った。日本からは20名弱が参加した(日本からというのは、日本の大学に籍を置く研究者という意味である。海外で活躍されている日本人研究者や日本で活躍されている海外の研
一年ほど前に、友人と現在の戦争について勉強していた。 軍事オタクによる神の宿らない些末な細部への偏愛ではない。平和主義者のように戦争や軍事に関する話題を暴力的=ダメと一括りにして抑圧するのでもない。かといって無視していい問題では、決してない。包括的な知識を通じて結論を探そうというモチベーションではじめたものだった。 そうして見えてきたのは「戦争は終わった」というリアリティだった。 戦争について知識を得るまで、経済の発展って究極的には軍事なしにはありえないんじゃないかという疑いを拭えなかった。*1 その頃ちょうど「戦争の経済学」が出版されて、で、それに呼応してid:shinichiroinabaがいろいろと軍事関連の本を列挙していた。そのリスト+そのほかを愚直に読んでみようじゃないの、といって始まった勉強会だった。 戦争の経済学はさっくりと「軍事で経済発展するのとかは朝鮮戦争で終わりなのよ」
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