東京電力管内の電力需給ひっ迫を受け、3月22日は午前中から「電力逼迫」「ブラックアウト」といったワードがTwitterのトレンドに入った。しかし東電によると少なくともブラックアウト(大規模停電)は発生しないという。 東電の「でんき予報」(12時50分ごろ)。100%を超えているのは需要に応じて供給力を増やしているものの、供給予測値の更新が追い付いていないため 22日の電力需給は時間経過と共に厳しさを増し、午前10時台には東電が運営する「でんき予報」の供給予測値を実際の電力需要が超えた。本来なら100%を超える数値は表示しないはずだったが、供給予測値などの修正が間に合っていないという。 現在は揚水発電所の出力アップなどで対応している状況。ただし揚水発電所の水には限りがあり、このままのペースで消費していると22日の午後10時ごろに枯渇するため東電は利用者に向け、さらなる節電を呼びかけている。