NTTドコモは2日、利用者のスマートフォンにドコモを名乗るショートメッセージサービス(SMS)が届き、暗証番号を入力することで、不正にギフトカードなどが購入されるフィッシング詐欺の被害が発生したと発表した。被害は約1200人で計約1億円に上る。ドコモが全額を補償する。 ドコモによると、SMSに記載されたURLをクリックして「NTTセキュリティ」などの名称のアプリを取得すると、ネットワーク暗証番号を入力するよう求められる。 この暗証番号を何者かが悪用しアプリ販売の「アップストア」で使えるギフトカードなどが不正に購入された。 9月30日に被害発生を確認した。