マックイーン氏(56)が同ファンドの運用責任者に就いたのは2019年。その投資アプローチをコントラリアン(逆張り)と表現している。 日本では多くの企業のバリュエーションが極めて魅力的になり「隠れた機会を提供してきた」とマックイーン氏は指摘。「過去3年間、比較的コントラリアンな株式ピッカーにとって良い時期だった」と語った。 日本株はなお魅力的で、さらなる上昇余地があるかもしれないとマックイーン氏はみる。日本株は今年これまでに27%上昇。バランスシートの強化やより効率的な資産活用などコーポレートガバナンス(企業統治)改革がさらなる上昇につながり得ると、ロンドン在勤の同氏は指摘した。 33年ぶりの高値を付けたことで日本株には当然ながら調整のリスクはある。日本のインフレ見通しが転換する中で、マックイーン氏自身も銘柄を正しく選ぶため慎重になっている。 「世界の他の国・地域では金利が上昇しているため、
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