記者会見の途中、ハンカチで目を押さえる遺族=24日午後5時25分、富山市長柄町3丁目、寺脇毅撮影記者会見で元警部補の不起訴処分について語る遺族(手前の2人)と弁護士ら=24日午後5時28分、富山市長柄町3丁目、寺脇毅撮影 「率直に申し訳ないと思っている」。24日午後2時から元警部補の処分理由を報道各社に説明した富山地検の井上次席検事は、時折両手で顔を覆いながら遺族への思いを述べた。 一方で「現時点で処分は決めたが、真相が解明できたという状況ではない」と説明。今後も捜査を続けていくことを明らかにした。 殺害された福田さん夫婦の娘らも午後5時から富山市内で会見。代理人の弁護士が「検察が判断するのではなく、裁判員制度のもと市民の感覚で裁かれるべきだ」とするコメントを読み上げ、今月中にも検察審査会に審査を申し立てることを明らかにした。 続きを読む関連リンク富山県警の元警部補、嫌疑不十分で不起