STAP細胞の論文不正問題で、下村博文文部科学相は11日の閣議後記者会見で、理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)による9日の記者会見について、「多くの国民から非常に好意的な見方と、(STAP細胞を)200回以上作製したことが本当かという疑問の声が上がっていると思う」と分析し、「私も率直なところ両方の感情を持った」と話した。 【写真特集】声を詰まらせる小保方氏の表情を別の角度から そのうえで、理研の指定を目指す「特定国立研究開発法人」の法案について、「理研の(調査などの)結果次第だが、今国会での成立に向けて全力で対応したい」と話した。【大場あい】