「終身雇用」「年功序列」「企業別労働組合」は日本特有というのは誤りだった…一方で、じつは日本の雇用に特有の「意外な特徴」 「日本の雇用の特徴は?」と問えば誰でもいくつか思いつくだろうが、では果たしてそれはいつ、どのようにできてきたのか。また、その特徴は本当にそもそも「日本企業特有」なのか。終戦直後から1995年までの日本の雇用システムを作り、変化させてきた多数の当事者たちへの聞き取り調査を元にした梅崎修・南雲智映・島西智輝著『日本的雇用システムをつくる1945-1995―オーラルヒストリーによる接近』(東京大学出版会)が刊行された。同書によれば「終身雇用、年功序列、企業別労働組合を日本的雇用の特徴とするのは不正確」とのことだが、どういうことなのか――梅崎修・法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科教授に訊いた。(前中後編の前編) 日本的雇用システムの特徴は「終身雇用、年功序列、企業
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