ブックマーク / note.com/travelingfoodlab (3)

  • うま味調味料のテクニック|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    うま味調味料は使い方がわかりにくい調味料で、家にあるけど何年も戸棚にしまいっぱなしというケースも多いと思います。外産業の現場では昔から使われていますが、その使い方が経験則的に伝わっていることが多く、体系化されてないことが原因でしょう。 はじめに結論を述べてしまうとうま味調味料は家庭では使いづらい調味料です。よく「味の素を入れると同じ味になる」のような意見を聞きますが、それは入れ過ぎです。業務用のようにつくる量が多ければそうした事態は起きづらいのですが、家庭では一回につくる量が少ないので、ちょっと入れ過ぎるとわけがわからない味になってしまいます。もちろん入れ過ぎを回避するテクニックもあるので、今回はそれらも紹介していきます。 うま味調味料はサトウキビの糖蜜を微生物発酵させてつくった調味料。うま味成分である昆布やトマトにも含まれるグルタミン酸ナトリウムを主成分としたものです。うま味調味料とい

    うま味調味料のテクニック|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
    ikanosuke
    ikanosuke 2020/08/27
    素材と伝統的調味料のみのシンプルな味付けなら、微量で味に広がりを持たせることができる。一方、市販の麺つゆ、素、タレには既に含まれており、足すと過剰になる。個人的には家庭で使いどころが難しく敬遠しがち。
  • 生姜ミルクプリンの科学|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    「生姜、牛乳、砂糖」という3つの材料だけで作る生姜ミルクプリン(薑汁撞奶)は中国広東料理のデザート。英語圏ではGinger Milk Puddingという名前で広まっていますが、「Ginger Milk Curd」というのが正確かも知れません。作り方は簡単で 「牛乳を温める」 「しょうが汁に注ぐ」 「放置する」の三行で終わりです。しかし、その簡単な作り方とは裏腹に難易度の高いデザートでもあります。wikipediaに掲載されている作り方 1.新鮮な生姜の根をすりおろし、絞り汁を作る 2.あらかじめ小さめのボールに牛乳の5~8%の量になるように生姜汁を入れておく(1カップあたり大匙1が目安) 3.牛乳(または水牛乳)を、沸騰して小さな泡が出始めるまで加熱する(沸騰したらすぐに火からおろす) 4.牛乳カップ1杯当たり大匙1杯程度の砂糖を加えて溶かす 5.正確に70℃まで冷ます 6.すぐに生姜汁

    生姜ミルクプリンの科学|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
    ikanosuke
    ikanosuke 2020/03/04
    レモンのビタミンCを還元剤としてとあるが、クエン酸の酸化作用の方が強いのではと思った。ブドウ糖の還元作用じゃだめ?
  • ホットチョコレートの作り方(ピエール・エルメのルセットから学ぶ)|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    冬においしいホットチョコレート(ショコラ・ショー)。出来合いのココアミックスをお湯や牛乳で溶くだけでもそれなりにおいしいものですが、作りたては格別の味です。 ホットチョコレート(2人前) チョコレート   50g 牛乳      200cc 水        50cc グラニュー糖   15g ココアパウダー  15g(ヴァンホーテン製) ホットチョコレートには星の数ほど作り方がありますが、このレシピはパティシエのピエール・エルメがかなり昔に発表したものがアイディアのベースになっています。彼のレシピのポイントは水。ホットチョコレートにはクリームを加えることもありますが、彼はクリームが入ると重くなり、カカオの風味が薄れてしまうといい、薄めたミルクを使います。このレシピはそれに習いました。 ココアパウダーと板チョコ、両方を使います。市販の調整ココアのようにココアパウダーだけでは味に厚みと香りが

    ホットチョコレートの作り方(ピエール・エルメのルセットから学ぶ)|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
    ikanosuke
    ikanosuke 2018/01/18
    チョコレート警察です。チョコレート自体は油性食品であり未乳化です。(乳化剤のレシチンは粘度を下げて口当たりを改善するため)。牛乳等の水性原料との混合が乳化行程となります。
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