Yahooは、その新たな動きがもたらす恩恵がリスクを上回ることに賭け、ウェブサイトのオペレーションを高速化できる「Traffic Server」という社内ソフトウェアの基礎をなすソースコードを公開した。 Traffic Serverは、ウェブサイトのサービスを利用しようとするユーザーに対し、データやオペレーションをインターネット上でユーザーに近づけることにより機能する。Yahooは、Apache Software Foundation(ASF)が賛助する「インキュベータ」プロジェクトとして、このソースコードを公開した。ASFはオープンソースのプロジェクト管理の経験が豊富な財団で、大規模なデータ処理の分野でYahooが支持しているオープンソースプロジェクト「Hadoop」も、同財団がサイトを管理している。 Yahooのクラウドコンピューティング担当シニアバイスプレジデント、Shelton S