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ブックマーク / science.srad.jp (192)

  • 政府、宇宙基本計画で再使用ロケット小型実験機の準備を表明 | スラド サイエンス

    政府の宇宙政策委員会が15日、年末に定める宇宙基計画の工程表の中間取りまとめを公表したのだが、その中に再使用型宇宙輸送システムの実験に関する記述が含まれている(宇宙開発戦略部 第15回会合 配布資料、 毎日新聞の記事、 SankeiBizの記事)。 資料3では「平成29年度より第1段再使用化の検討に資する小型実験機の準備を行う。平成30年度には飛行試験を実施し、新型基幹ロケット (H3ロケット) 等の次の宇宙輸送技術構築に向けた課題等の整理を行う」となっており、来年度には小型実験機を飛ばすつもりのようだ。詳細は記載されていないが、開発期間的にRVTの延長上の実験機などが考えられそうである。 この実験がすぐにH3などの新ロケットに繋がるわけではなさそうだが、JAXAもついに再使用ロケットへと舵を切るのだろうか。

    政府、宇宙基本計画で再使用ロケット小型実験機の準備を表明 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/18
  • 体を切断しても再生することが知られるプラナリア、宇宙空間で頭が2つになる | スラド サイエンス

    再生能力が高く、体を切断するとそこから各器官が再生して各部分が独立した固体になることで知られるプラナリアだが、体を3分割した後に国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んで宇宙空間で再生させたところ、体の両端に頭が2つ再生された固体が確認できたという(ハザードラボ)。 実験では頭部、胴体、尻尾の3つに切断したプラナリアを用意し、ISSに5週間滞在させてから地上に戻したという。その結果、胴体部分のサンプルで体の両端に頭が2つ再生された個体が確認されたという。 また、この個体は地球に戻ってからも1年以上双頭状態が続いており、さらに両端の頭を地上で切断しても両端から頭が再生されたという。

    体を切断しても再生することが知られるプラナリア、宇宙空間で頭が2つになる | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/16
  • 宇宙国家アスガルディア、年内に人工衛星を打ち上げると表明 | スラド サイエンス

    2016年に建国された「宇宙国家アスガルディア」が(過去記事)、年内に人工衛星「Asgardia-1」を打ち上げるという。この人工衛星にはアスガルディアの憲法や国旗、150万人の国民のデータが搭載されるそうだ(Engadget Japanese、CNET)。 アスガルディアのリーダーであるIgor Ashurbeyli氏によると、Asgardia-1によって新たな宇宙時代が始まり、またこれによって同国民が宇宙に仮想的な形で進出することになるという。さらに今後はこれを礎として新たな衛星を打ち上げることも進めるようだ。

    宇宙国家アスガルディア、年内に人工衛星を打ち上げると表明 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/15
  • 千葉大学、世界最小クラスのレーダー衛星を開発 | スラド サイエンス

    千葉大の研究グループが、折り畳み式のアンテナを備えた世界最小クラスのレーダー衛星の開発に成功したそうだ(NHK、千葉大学の発表PDF)。 この衛星は重量が150kg以下と、既存の衛星と比べて大幅に軽いのが特徴。金メッキを施した金属製の細い糸を素材にしたメッシュと軽量化バネ材による骨組みを組み合わせてアンテナを作成することで、大幅な軽量化に成功したという。このアンテナはコンパクトに折り畳みが可能で、衛星の小型化もできるという。衛星の重量は打ち上げコストに直結するため、小型軽量化によるコスト削減が期待できる。 また、独自に開発した円偏波合成開口レーダにより、雲や霧、煙などの影響を受けずに地球表面の監視が可能だという。

    千葉大学、世界最小クラスのレーダー衛星を開発 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/14
  • 米国の「ダストボウル」対策は無意味だった? | スラド サイエンス

    米国で1930年代に発生した砂嵐ダストボウルは、草原地帯を農家が耕作して貧弱な土壌が露出された結果、発生したものだといわれている。このダストボウルによって耕作地の表土の大部分が失われる結果となったそうだ。また、近年も干ばつが主因とされる砂嵐が増えつつある。だが、この嵐も農家によって引き起こされているものだと指摘する人がいるそうだ(npr、Slashdot)。 ダストボウルの反省から米国政府は米国土壌保全計画(CRP)を実施した。これは政府が土地の所有農家から土地を借りて土壌を保護するというもの。最近では環境保護などの目的にも拡大利用されている。10年前、CRPの対象地域はニューヨーク州全体より広かった。ノースダコタ州では、CRPの対象地域は5,000平方マイルに及んだという。 しかし成功した農家は、CRPの契約失効時に農地を再登録せず、トウモロコシや大豆などの作物栽培に転用した。CRPによ

    米国の「ダストボウル」対策は無意味だった? | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/14
  • 洋画「ドリーム 私たちのアポロ計画」、マーキュリー計画の話だろとツッコまれ改題 | スラド サイエンス

    1960年代、米国初の有人宇宙飛行を目指したNASAのマーキュリー計画において、差別と闘いながらもこれを支えた3人の黒人女性を扱った映画作品「Hidden Figures」が日でも9月29日より公開されることが決まったのだが、この邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」となっていたことに対し批判が集まり、最終的に「ドリーム」に改題されるという珍事が発生した(ITmedia、BuzzFeed)。 「Hidden Figures」は、直訳すると「隠れた人/人物/象徴/数字/統計」といった意味。NASAに「計算担当者」として雇われたKatherine JohnsonとMary Jackson、Dorothy Vaughanという3人の女性がNASA内の差別や偏見、理不尽なルールと戦い、やがては有人宇宙飛行を実現させたマーキュリー計画で重要な役割を果たすようになる、という実話を元にした映画。 しか

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    ikeit 2017/06/12
  • 9,900万年前のコハクの中で鳥のヒナが見つかる | スラド サイエンス

    ミャンマーのフーコン渓谷で採取された9,900万年前のコハクから、エナンティオルニス類とみられる鳥のヒナが見つかった(論文、 ABC Newsの記事)。 白亜紀の鳥(の祖先)としては今までで最も完全な形の化石。表面からは足しか見えないが、CTスキャンしたら、一羽丸ごと入ってたらしい。この鳥は生まれた直後または短時間のうちに飛べるようになると考えられているが、生後数日で樹液に落ちて死んだと考えられる。 ミャンマーの市場で売られていたコハクからは、羽毛の生えた恐竜の尾が2016年に発見されているが、フーコン渓谷からは、これからも白亜紀の何か入りのコハクが見つかるかも。 コハクは生物の組織を非常によく保存できるが、コハクの大きさには限りがある。今回のコハクはおよそ86㎜×30mm×57mmほどの大きさで、重さは78.16g。ただし、残念なことにコハクは半分に切り分けられており、胸部や頭部で2つに

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    ikeit 2017/06/10
  • NASAの船外活動用宇宙服はあと11着しかない | スラド サイエンス

    NASAが所有する船外活動用の宇宙服は残り11着しかなく、さらにこれらも81年のスペースシャトル計画で導入された約40年前に作られたもので、老朽化が進んでいるという(産経新聞、日経新聞)。 NASAは新型宇宙服の開発を進めているがまだ実用化には遠いそうで、NASAの監査官室が新プロジェクトを立ち上げるよう勧告しているという(4月に公開された報告書)。

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    ikeit 2017/06/08
  • NASAの「カラフルな人工雲」でオーロラと電離層の調査を行う計画 | スラド サイエンス

    NASAが米ニューヨークからノースカロライナまでの地域で見ることができるという「カラフルな人工雲」を作り出す計画を進めているそうだ。とはいえ、NASAが芸術プロジェクトを始めたというわけではない。これは研究者がオーロラと電離層の関係を研究するための新システムのテストで、風や海流などに色をつけて流れを研究するのと同じようなものだという(CNETNASA、Slashdot)。 大気中の元素と反応するリチウムなどから構成された蒸気トレーサをロケットで打ち上げて、化学反応による中性粒子の自然発生的な流れを視覚的に追尾できるようにするらしい。人工雲は、地球上96~124マイル(154~200キロメートル)の間で発生する。また、人間には無害であるとNASAは説明している。打ち上げは当初5月31日に予定されていたが、気象条件などの問題などから複数回延期されている。現在は6月11日以降という曖昧な告知の

    NASAの「カラフルな人工雲」でオーロラと電離層の調査を行う計画 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/08
  • 路上に大量にコインを放置して人々の様子を観察、その模様をネットに投稿する社会実験 | スラド サイエンス

    2ペンス硬貨(約2.8円相当)15000枚を路上に放置し、それを見た通行者がどのように反応するのかを観察するという実験が、イギリスで行われた(ITmedia、カラパイア、HuffPost)。 この様子はTwitterで実況されており、子供達がこれに集まって遊び出したり、カバンに詰めて持って帰ろうとしたり、そのうち数枚を持って帰る人がいたりといった反応が投稿されている。なお、9時に放置したコインは12時40分にすべて無くなったという。

    路上に大量にコインを放置して人々の様子を観察、その模様をネットに投稿する社会実験 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/07
  • Dragon補給船の再利用に成功 | スラド サイエンス

    民間宇宙企業SpaceXが4日、NASAから委託を受けた国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションCRS-11を打ち上げ、Dragon補給船の正常動作を確認したと発表した(Sorae.jp)。 SpaceXはたびたびドラゴン補給船の打ち上げを成功させているが、今回打ち上げたドラゴン補給船は2014年に打ち上げられ、その後回収して補修を行ったものとなる。使用後に回収された宇宙船の再利用は初めてとなる。 打上げはケネディ宇宙センター発射台LC-39Aで行われ、発射台39Aからの100回目の打ち上げとなった。1日の予定から落雷のため1回延期されている。第一段は隣接するケープカナベラル空軍基地内、LZ-1(LC-13)に着陸した(着陸の様子)。第一段の地上への着陸は5回目となった。

    Dragon補給船の再利用に成功 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/07
  • プログラミング言語FORMACの開発者であるJen E. Sammet氏が逝去 | スラド サイエンス

    故グレース・ホッパー女史はリアル「COBOLのおばさま」として有名ですが、もうひとりの「COBOLのおばさま」、Jean E. Sammet氏の訃報が伝えられました(GIGAZINE)。89歳でした。恥ずかしながらジーン・E・サメット女史のことは下記のGigazineのニュースを見るまで知りませんでした。 # 個人的にはこの時代にこの業界で多くの女性が活躍していたということも大きな驚き Sammet氏はプログラミング言語FORMAC(FORmula MAnipulation Compiler)の開発者であり、COBOLの開発にも携わっていた(New York Times)。 氏は米Mount Holyoke CollegeおよびUniversity of Illinois at Urbana-Champaignで数学を学んでいたときにコンピュータに初めて触れたそうだが、そのときはコンピュー

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    ikeit 2017/06/06
  • 「顔のない魚」、捕獲される | スラド サイエンス

    オーストラリア東部沖の深海で、顔に目や鼻、口がない珍しい深海魚が捕獲されたそうだ(AFP、ハザードラボ)。 この魚は学術名が「Typhlonus nasus」で、「Faceless Cusk」(顔無しタラ)などと呼ばれることもあるという。「顔無し」と呼ばれているが、目は皮膚の下にあり、また口やエラは腹側にあるそうだ。 この調査公開ではほかにも「ケイ素(ガラス)でできた骨針を振り回し、小型の甲殻類を引っ掛けて捕する肉性の海綿動物」など珍しい生物が見つかっているという。

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    ikeit 2017/06/06
  • セシウムを取り込みにくくするよう品種改良を行ったコシヒカリが開発される | スラド サイエンス

    放射性セシウムを取り込みにくいよう品種改良された米が開発された(朝日新聞、日経新聞、産経新聞)。 放射性物質で汚染された農地の問題点としては、作物が放射性物質を取り込んでしまう点がある。今回開発された新しい品種はコシヒカリをベースにセシウムを取り込みにくくするような突然変異を起こしたもので、セシウム濃度は玄米中で55%、稲わらで59%下がったという。収穫量や味は従来のコシヒカリとほぼ同じだそうだ。 とはいえ、「品種改良」といえば聞こえは良いが突然変異というのは意図的な遺伝子操作であるわけで、これに否定的な人は一定数いそうである(そしてそのような人達は放射能汚染を主張する人達とかぶりそうな気がする)。 放射性セシウムは半減期が30年と長く、また土壌に強く保持される特徴があるため特に注意が必要とされている(日土壌肥料学会)。ただ、白米については吸収されたセシウムのうち可部に運ばれる量が少

    セシウムを取り込みにくくするよう品種改良を行ったコシヒカリが開発される | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/05
  • 米国、パリ協定から離脱へ | スラド サイエンス

    トランプ米大統領が気候変動に関する「パリ協定」から離脱する方針を表明した(ハフィントンポスト、NHK)。 米環境保護庁(EPA)のスコット・プルイット長官など反環境保護派は環境保護派について、「地球にやさしい」ふりをした隠然たる社会主義運動にほかならないなどと考えていること、トランプ大統領の支持者は「どこか遠いところ」の環境保護よりも自らの仕事や生活のほうが重要であると考えていることなどが背景にあると報じられている(ロイター)。 トランプ大統領はパリ協定離脱を表明するに際して中国を名指しで批判したが(産経新聞)、これに対し中国はパリ協定を遵守するとの立場を示している(日経新聞)。 米国のパリ協定離脱により、今後中国が米国に代わり気候変動に対する世界的取り組みを主導する立場になる可能性があるほか、米国の再生可能エネルギー関連企業が打撃を受ける可能性もあるという。そうした背景から、「トランプ

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    ikeit 2017/06/02
  • 大阪大学産業科学研究所、従来よりも高効率で水から水素を生成できるという光触媒を開発 | スラド サイエンス

    大阪大学産業科学研究所が、水から水素を生成するための新たな光触媒を開発したと発表している(マイナビニュース)。 この触媒は黒リンと金ナノ粒子、チタン酸ランタンから構成されている。従来の光触媒は紫外光しか利用できないためエネルギー変換効率が低いという問題があったが、今回開発された光触媒は可視光および近赤外光に反応するため、より効率良く太陽光と水から水素を合成できるという。

    大阪大学産業科学研究所、従来よりも高効率で水から水素を生成できるという光触媒を開発 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/02
  • ロケット空中発射の母機「Stratolaunch」ロールアウト | スラド サイエンス

    ポール・アレン、民間宇宙飛行ビジネスに参入というストーリーが2011年にあったが、その空中発射ロケットの母機、Stratolaunch aircraft(愛称 Roc)の実機がロールアウトした(GIGAZINE、POPULAR MECHANICS)。 翼幅117m(史上最大)、双胴、6発(747のエンジン)、離陸時総重量13000ポンド(約590トン)という姿は実に変態的である。例によってScaled Composites(創業者バート・ルータンは既に引退)の設計・製造。エンジン、脚、油圧機構などを再利用するために、ユナイテッドエアラインから中古747を2機購入した(JAXAのコラム)。スケジュールは遅れているが、ロケットの初打ち上げ予定は2019年。空中発射システムはコストダウンにつながる可能性はあるが、さてどうなるか。

    ロケット空中発射の母機「Stratolaunch」ロールアウト | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/02
  • JAMSTEC、深海での発電現象を確認 | スラド サイエンス

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)が、深さ約1,000mの海底で微弱な発電現象を確認したと発表した(JAMSTECの発表、朝日新聞)。 この現象が確認されたのは、沖縄トラフの深海熱水噴出域。海底下の熱水に含まれる硫化水素から電子が放出されており、それが海底を伝わって海水中の酸素に渡される反応が起きていたという。電子の移動が発生しているということは電流が流れているということであり、また実際に電位を測定したところ、深海熱水噴出域の海水の電位は約+466mV、噴出孔付近の熱水の電位は約-96mVだったという。また、噴出孔付近で熱水と海水の間でできる円柱状の構造体「チムニー」の電位を測定したところ、場所によって電位が異なることも確認したそうだ。 この発電現象による電位差は最大600mVほどと小さいが、この電気を利用する生物の存在や、生命の誕生にこのような現象が関係した可能性が考えられるほか、この電

    JAMSTEC、深海での発電現象を確認 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/02
  • 6月打ち上げ予定の準天頂衛星「みちびき」2号機に軍用測位コードが搭載される | スラド サイエンス

    以前から情報公開されていたものの、一般にはほとんど話題になっていなかった、準天頂衛星の防衛用途の利用(正確には政府利用向けの妨害に強い長周期の測位コード搭載)について産経新聞で取り上げられています。 半島情勢・北朝鮮ミサイル騒動の影響で準天頂衛星に対する期待と評価も変わりつつあるようです。記事中には「自衛隊の利用への妨害電波を防ぐ高度なセキュリティー機能を搭載」とありますが、現時点では自衛隊には準天頂衛星利用の具体的計画はなかったはずです(それでも先を見込んで軍用測位コードを搭載したのでしょう)。

    6月打ち上げ予定の準天頂衛星「みちびき」2号機に軍用測位コードが搭載される | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/06/01
  • 超新星爆発なしにブラックホール化した天体を観測した可能性 | スラド サイエンス

    質量の大きい恒星は、最後に「超新星(supernova)」と呼ばれる爆発を起こし、場合によっては中性子星やブラックホールになると考えられていた。しかし、超新星爆発を起こすことなしに恒星がブラックホールになったのではないかと考えられる現象が観測されたという(アストロアーツ、産経新聞、Engadget Japanese)。 地球から2200万光年離れたケフェウス座の渦巻銀河「NGC 6946」にある恒星「N6946-BH1」は2009年に輝き始めたが、2015年にはその姿が見えなくなり、追加観測の結果この天体自体が消滅してブラックホールになったという結論になったという。 NASAの研究チームはこれについて、「恒星がブラックホールに生まれ変わる瞬間を初めて捉えた可能性がある」と発表している。消滅の原因などは分からないが、超新星爆発の観測数の少なさから考えると、このように超新星爆発なしにブラックホ

    超新星爆発なしにブラックホール化した天体を観測した可能性 | スラド サイエンス
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    ikeit 2017/05/31