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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (14)

  • カーナビもクラウド化するよ、という話。

    昨夜はAMNのイベント“「次世代交通情報を考える」ブロガーミーティング”に参加してきました。普段の華やかな(?)AMNのイベントとは異なり、講義形式の非常に落ち着いた会でしたが、好奇心が激しく刺激される内容でしたよ。 今回のテーマは「次世代交通情報」となっていますが、ぶっちゃけて言えば「カーナビ」。株式会社ユビークリンクさんから、彼らが提供している携帯電話上でのナビゲーションサービス「全力案内!」と、カーナビの現状と未来について語ってもらうという内容でした。実はこのユビークリンクさん、野村総合研究所が100%出資し、彼らがこれまでに蓄積した知見を活かそうという目的で誕生した会社。野村総研でこの分野を18年間研究されてきた方にもご登場いただき、「そもそもカーナビとは」「VICSとは」という基礎的な部分まで教えていただきました。 その基礎的な部分のお話も非常に面白かったのですが、詳しく解説して

    カーナビもクラウド化するよ、という話。
  • 「ニュースに出資する」という発想

    海外ではトリビューンの破綻、国内でも朝日新聞の経営悪化ということで、ジャーナリズムの先行きを危ぶむ声が出ているのはご存知の通り。ニュースだけでなく各種コンテンツは無料が当然、という時代にどうやって収入を得れば良いのか、様々なアイデアが試されているところですよね。たまたま雑誌 COURRiER Japon の2009年1月号を読んでいたら、こんなアイデアもあることが紹介されていました: ■ ジャーナリズムの未来は「寄付」にあり:テーマも経費も募集します!“読者参加型”の調査報道 (『クーリエ・ジャポン』2009年1月号 94ページ) ジャーナリズムはそのあり方を変えつつある。読者が当に関心を持っていることをきちんと伝えるため、調査を行う前にテーマを読者から募るという手法が最新流行のようだ。“プリペイドカード方式”の記事の時代がやってきたといってもいいかもしれない。記者は、読者が指示する方向

  • 【書評】火事場プロジェクトの法則

    『システム開発 火事場プロジェクトの法則―どうすればデスマーチをなくせるか? 』を読了。技術評論社さまからいただいた、最後の1冊です(他の2つはコレとコレ)。「読書の秋」ではないのですが、最近面白いに出会ってしまうことが多く、読み終えるのが遅くなってしまいました。 書はタイトルの通り、「火事場プロジェクト/デスマーチを防ぐにはどうすれば良いのか?」を考えることがテーマになっており、大きく分けて2部構成になっています(ちなみにシステム開発を念頭に置いた話になっていますが、プロジェクト形式で進められる仕事であればどんな分野にも応用できるでしょう)。前半はすぐに使えるようなテクニックが短い文章で纏められ、お医者さんが出してくれる処方箋といったところ。後半は一変して「そもそもなぜデスマーチが生まれるのか?」を考察することが目的となっており、著者である山崎敏さんの、根的にプロジェクト運営を変

  • 『予想どおりに不合理』がもうすぐ出るよ。

    以前何度かご紹介した"Predictably Irrational"の邦訳が、11月21日に刊行されることになりました。タイトルは『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 』。直訳やん!というツッコミはさておき、早川書房の方から仮綴じ見(プルーフ)をいただきましたので、改めて読み直してみました。 読み直してみて、改めて感じたこと。それは、あるモノの客観的な価値など存在しない、ということです。例えば、今日べたお昼のメニュー。皆さん恐らく1,000円前後を支払ったと思いますが、べたものに支払った金額分の価値があると思ったからこそ、そのメニューを選んだはずですよね。しかしあるモノに感じる価値は 比較する対象(700円のざるそばと、1,200円のカツ丼セットを見て、中間の1,000円のカツ丼単品を選んだのではないですか?) これまでの行動(いつも1,000円を出し

  • 校舎に落書きしよう

    ikesyo
    ikesyo 2008/07/31
  • マケイン候補「ブロガーは大嫌い」と発言

    ikesyo
    ikesyo 2008/07/10
  • Zappos という会社が全社員に Twitter をやらせてる、という話

    まぁ「社内で Skype の類は一切禁止にしたい」などという考え方も分からないのではないのですが、これから(特にIT系の会社は)新しいツール/サービスに慣れきった若者達が入社してくるわけで。先日のシロクマ日報でも書いた通り、何らかの形で協調するというのが建設的な態度になると思います。 そんな中、のオンラインショップを運営している Zappos という米国の会社では、社員が Twitter を書くことを奨励しているとのこと: ■ Is Your Business On Twitter? Zappos Leads The Way (Small Biz Mentor) 社員が書いた Twittertwitter.zappos.com というページでまとめられており、外部の人でも閲覧可能。現時点で436名の社員が Twitter アカウントを持っていて、こちらで全員を確認することができます

    ikesyo
    ikesyo 2008/07/10
  • イノベーション(笑)の時代

    シロクマ日報でも書いた通り、昨夜はIBM(というよりIBCS)のイベントに参加していました。IBM が世界各国のCEO1,130名に直接インタビューした調査報告書"IBM Global CEO Study 2008"が完成したそうで、そのお披露目ブロガーイベント。残念ながら現物の日語版が未完成なため(英語版も配布されず)、サマリーの解説のみでやや不完全燃焼といったところ。議論の大半は「“IBMが考える”これからの時代に企業に求められる姿勢」に費やされてしまい、店主とのおしゃべり「も」楽しめる喫茶店に行ったのに、コーヒーは出ずにおしゃべりだけされて帰ってきた……という印象でした。 しかし所々面白い議論もありました。例えば、プレスリリースでもタイトルとして取り上げられていたこの部分: 今回の調査では、企業が競争に勝つために抜的なイノベーション(変革)が必要と考えているCEOは、世界全体では

  • 2010年は「国民読書年」なんだとか。

    なんでも2010年は「国民読書年」になるそうです: ■ 2010年は「国民読書年」 (YOMIURI ONLINE) 衆参両院は6日の会議で、2010年を「国民読書年」と定める決議を全会一致で採択した。 決議は「文字・活字を受け継ぎ、更に発展させ、心豊かな社会の実現につなげていくことは、今の世に生きる我々が負うべき重大な責務」と明記した。また、「我が国でも『活字離れ』と言われて久しく、年齢層を問わず、読書への興味が薄れていると言わざるを得ない」と指摘。この現状を受け止め、05年の「文字・活字文化振興法」制定から5年にあたる10年を「国民読書年」と定めることとし、「政官民が協力し、国をあげてあらゆる努力を重ねる」とした。 だそうな。なんだか胡散臭さが漂っていますが、今朝の朝日新聞に、今後の具体的な取り組みが解説されていました。以下、「読書立国へ 試み続々」という記事からの抜粋です: 活字離

    ikesyo
    ikesyo 2008/07/04
    しかし2010年が国民読書年とやらに定められてしまったのは事実。であれば、彼らの意図はどうであれ、乗っかって騒いでしまうというのも手ではないでしょうか。「国民読書年なら、青空文庫に補助金を出してやれ!」と
  • POLAR BEAR BLOG: 続・英語が読めるようになりたい、けど1冊しか参考書を選べないとしたら〜書評『英語ベストセラー本の研究』

    続・英語が読めるようになりたい、けど1冊しか参考書を選べないとしたら~書評英語ベストセラーの研究』 以前「英語が読めるようになりたい、けど1冊しか参考書を選べないとしたら」というエントリを書き、『英文解釈教室』を推薦したのですが、ここで訂正させて下さい。仮にどの1冊を選ぶかを決めるために、もう1冊を選んで良いとしたら(という仮定も変なのですが)……迷わずこの『英語ベストセラーの研究』を推します。 著者の晴山陽一さんは、英語教材の編集、学習ソフトの開発などを手がけられてきた方で、今でも「アマゾンで自分の知らない英語参考書を見つけると、あわててカートに入れてしまう」そうです。「ベストセラーの研究」というタイトルの通り、戦後に日で出版され、話題となった英語を解説してくれるというのがこのの趣旨。しかし内容はそれだけに止まりません: 英語参考書/勉強法のガイドブックとして 戦後日

  • POLAR BEAR BLOG: 閲覧者をカウントする屋外広告(=デジタルサイネージ)

    ネット広告の優れた点の1つは、閲覧者数が正確にカウントできるところ。それより信頼性はずっと下がるとはいえ、テレビやラジオも視聴者やリスナー数をある程度把握することができます。しかし屋外広告はというと、せいぜい目の前の通行者数を概算で出すのが関の山……だったのは昔の話になりそうです: ■ Billboards That Look Back (New York Times) 屋外広告にカメラをつけ、どんな人々が見てくれたかをカウントしてしまおうという発想について。Quividi という設立2年のベンチャー企業が進めているもので、既に欧州諸国やシンガポール、ニューヨーク等で実現されていることが報じられています。 カメラは通行人の顔を読み取り、数以外に以下のような属性を把握できるそうです: 広告をどれくらいの時間見ていたか 男性か女性か どのくらいの年齢か 人種(※現在はまだで、将来的に可能になる

  • 本歌取りと職人芸

    いとうせいこうさんの『職人ワザ!』を買って読んでいます。タイトルの通り、様々な職人さんに「技」の極意を聞くという内容なのですが、いとうさんが親しくされている職人の方々を訪ねているということもあり、まるで目の前で「いーか、この技術ってーのはなぁ」と語ってもらっているような感覚。なので「プロジェクトX」を見るときのような緊張感は不要で、それでいて所々に「なるほどなぁ」と感じさせる言葉が出てきます。 で、第2章に登場する江戸文字の書家・橘右之吉(たちばなうのきち)さんといとうさんの間で、こんな会話が繰り広げられています。原書(オリジナル)をコピーする技術「籠写し」についての説明があった後のくだり: 「だけど、細かい部分はどうするんですか?その分、細かく割り続けて写すんですか?」 オリジナル信仰がしみついた現代人としての僕は、つい気になってしまう。 「細かくやるところは、微妙なとこだけでいいんです

    ikesyo
    ikesyo 2008/06/02
  • New York Times も API 公開へ

    以前「ロイターが API を公開した」というエントリを書きましたが、あの New York Times もその流れに追従するようです: ■ New York Times API Coming (ReadWriteWeb) まだ予定の段階ですが、今年の夏から秋にかけて、API と開発者向けプラットフォームが公開されていくようです。 In addition to the API, New York Times CTO Marc Frons told mediabistro.com that internal developers at the paper will use the platform to organize structured data on the site. Following that, the paper plans to offer developer keys to

  • New York Times、タイムマシンを開発

    あの New York Times がタイムマシンを開発!……といっても、もちろん自由に時間を行き来する道具ではなく、新しいWEBサービスの話ですが: ■ TimeMachine - New York Times ずっと昔の New York Times の記事(なんと創刊第1号から)を、イメージで閲覧できるというサービス。1851年9月18日から1922年12月30日までの期間に発行された全ての号(!)を確認できるとのこと。 例えばこちらは、有名なタイタニック号沈没事件を報じた紙面です: この画面上で読みたい記事にカーソルを合わせると、ご覧のように記事のまとまりが青く網がけされて表示されます。 で、自分の望む記事が選択されていることを確認したらクリック。するとその記事がPDFファイルで読める、という仕組みになっています。これ、遊び出すと面白くてすぐに時間が経ってしまいますよ。 こういった

    New York Times、タイムマシンを開発
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