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現代美術家の渡辺篤さん。 みずからのひきこもり経験をもとにしたアート作品を発表してきました。 いま、ひきこもりを続けている人たちから『ひきこもっている部屋』の写真を集め、アート写真集として出版するプロジェクトを進めています。そのねらいはどこにあるのか。聞きました。(ネットワーク報道部記者 高橋大地) 渡辺篤個展 「止まった部屋 動き出した家」より(2014)©Atsushi Watanabe/ Photo: Keisuke Inoue/ Courtesy of NANJO HOUSE コンクリートで作った広さ一畳ほどの小屋。その中に渡辺さん自身が1週間閉じこもって生活、その後、小屋の壁を金づちでたたき割って出てくるという作品です。 こちらは、「わたしの傷/あなたの傷」という作品。渡辺さんが生まれ育った実家のミニチュアをハンマーで壊したうえで、バラバラになった破片を、母親と一緒になって組み合
何年もひきこもっている。 部屋の外に出るのは勇気がいる。 でも「誰かとつながりたい」という思いはある。 そうした人たちが集まる「オンライン当事者会」があると聞き、見学させてもらった。ひきこもった人たちを結びつける、ネットの力とは。(ネットワーク報道部記者 高橋大地) 「こんばんはー。ヒキ歴(ひきこもり歴)トータル10年の○○です」 「仕事に出てはいますが、人との交流がありません。精神的ひきこもりという感じです」 午後6時半すぎ。ネット上で開催される「オンライン当事者会」の会場に人が集まり始めました。 オンライン当事者会は、家から外に出るのが難しいひきこもりの人でも、気軽に多くの人につながってもらおうと、ことし2月から東京のIT企業が始めました。ひきこもりの当事者や経験者であれば、誰でも無料で参加が可能。メールアドレスを登録すれば、ブラウザーやアプリでアクセスできるURLが送られてきます。
「ひきこもりたいなら、ひきこもっていてもいいんだよ」。そう言われたこともあった。でも親もいい年だし、今後どうやって生きていくのか不安だ。会社に行ってフルタイムで働くのは急には難しい。でも本当は働きたい。それなら、ひきこもりながら働くことはできないか。新しい生き方を模索する「ひきこもり」の人たちの話です。 (ネットワーク報道部記者 高橋大地) 「おはようございます。本日は、50%で始業します」 午前10時すぎ、自宅のパソコンに向かう平野立樹さん。その日の体調をチャットサービスを使って、会社の上司や同僚に知らせます。無理せずに働くためのルールです。 平野さんは34歳。高校時代から神奈川県内の自宅でひきこもりの状態にありましたが、去年から東京都内の会社に所属し、自宅でリモートワークの仕事を始めました。 主に担当しているのは、ホームページの制作や管理など。出社はせずに、自分のペースにあわせて仕事を
首都圏を中心にチェーン展開しているラブホテルの社長が、何人もの「ひきこもる」当事者を「戦力」として雇用し、自身の綴るブログでも注目されている。 ホテルに当事者たちを雇用しているのは、ラブホテルやレジャーホテルの運営、管理代行を行う「株式会社カイリゾート」の三浦純健社長(49歳)。 びっくりするのは、同社のホームページを開くと、<当ホテルでは、引きこもりの方の採用を行っています。引きこもりの方、弊社で一緒に働きませんか!?>という[採用情報が目に飛び込んでくる。 採用を始めたきっかけは、ある女性からの電話だった。 「採用の広告を見たのですが、、、、実は私ではなく、うちの息子なのですが、、、」 そう口ごもる母親に、三浦社長が、「本人からお電話いただけないのは、なにかご事情がおありなのでしょうか?」と尋ねると、「実は、もう2年も、ひきこもっていて、、、」 採用された息子は、当初「朝、起きられない
僕は27才の男性。今までの人生の中で異性と恋愛をしたことがない。また、風俗を含めてセックスの経験も一切ない。 何でこうなったのか自分でもよく分からない。小学校、中学校、高校、大学と、全て共学の学校にいたが異性に対して恋愛感情を抱けなかった。 もちろん、異性に好意を持つことはあったが自分の中で恋愛感情に発展することがなかった。大学生の時には女性の人数が男性よりも多いサークルに所属し、女性の友人も少なからずいた。しかし、知人、友人という関係性が恋人という関係性に変質することは遂になかった。 大学を出てからはしばらく東京で働いていたが、持病の双極性感情障害が悪化し、2年前から寂れた田舎の実家で療養している。とは言うものの病気はそこまで重症ではなく、今は炭酸リチウムを1日2錠だけ飲んでいる。 僕は子供の頃から感受性の強い性格で、他人の感情に極めて敏感だった。常に周囲の反応が気に掛かり、叱られたり、
「1人でいられる『隅っこ』がほしい」。同居する母親の首に背後からヒモをかけ絞め殺した男は、こう書き残して群馬県高崎市棟高町の自宅に火を放った。11月22日、前橋地裁の鈴木秀行裁判長は、殺人と非現住建造物等放火の罪に問われた無職、湯本直木被告(41)に懲役11年を言い渡した(求刑20年)。犯行は「冷酷で悪質」と指弾されたが、裁判長は「我慢の連続で辛かっただろう」とも口にした。公判で明らかになったのは、育児放棄して出奔し、約20年後に舞い戻った身勝手な母親と息子との、やり切れない葛藤の記録だった。 母出奔「お前は、この家の子ではない」 「記憶にない人」。湯本被告は母親のことを、そう語った。 生まれて、ほどなく母親は被告と3歳上の兄、そして夫の3人を残し、出奔(しゅっぽん)した。その後、離婚が成立、父親は5歳になった湯本被告を、祖父母らが暮らす母親の実家(高崎市)に押しつけるようにして置いて、去
京都の大学を卒業後、20年以上ひきこもっていた女性(45)がこの夏、小さな一歩を踏み出した。始めた仕事は週3度のチラシのポスティング。震える手で6月、初月給を受け取った。5千円札を何度も眺め、「自分は必要とされているんだ」と涙ぐんだという。 発端は、にぎやかなクラスに…
「親が亡くなれば私もどうしようもなく死ぬでしょう」 「働くことは“不可能なこと”としてある」 ひきこもりの人や、ひきこもり経験のある人たちが、11月、新聞を創刊しました。長らく社会との関わりを断ってきた人たちが、なぜ外に向けて発信を始めたのか? 今、ひきこもりの人たちをめぐる課題に向き合おうとする当事者たちの姿を取材しました。(ネット報道部・蔵重龍) 「年末年始は、エネミー(敵)がやってくる」 「甥っ子、姪っ子にお年玉を上げるのを、うまく逃れる方法はないか」 先月創刊した、ひきこもり新聞の編集会議での話し合いの様子です。 なんだか軽い話をしているようですが、編集に関わる人たち全員が、ひきこもりの当事者か経験者です。 編集長の自宅を兼ねたアパートの一室が新聞の編集部。この日開かれた会議には16人が集まっていました。年齢は20代から50代まで、女性も数人いました。関東一円から、さらには仙台から
ひきこもり・ニートにとって、就労がゴールのゲームはクソゲーではなく、無理ゲーだ。それならば、就労することなく無職をやめればいい。 (伊藤秀成『ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法』雷鳥社/P.101) ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法 posted with ヨメレバ 秀成 伊藤 雷鳥社 2017-09-05 Kindle Amazon 『ひきこもり・ニートが幸せになるたった一つの方法』を読んだ。一時期はニートのような生活をしていた身として、いったいどんな解決策がもたらされるのかワクワクしながらページを開いたものの……うーん……何とも言えない読後感でした。 もちろん、この方法がうまいことハマり、現状の打開、あるいは改善に結びつく人は少なからずいると思う。それに、本書の筆者はひきこもり支援に携わってきた経験もあるとの話。ならば、本文で書かれている考え方にも一定以上の妥
選挙に出ない理由がなかった 役所からもらった「花まる」 好意的な声が多くて驚いた 選挙の時、世間に強烈な印象を残す泡沫(ほうまつ)候補っていますよね。「上野竜太郎」という名前をご記憶の方は多いのではないでしょうか。昨春の統一地方選挙で千葉市議選挙に立候補し、「ニート 25才」というポスターがネットで注目を集めました。上野さんはいま、何をしているのでしょうか? 今は、働いています 上野さんが住む、千葉市内のファミリーレストランで待ち合わせました。先に来ていた上野さんは、穏やかな笑顔で迎えてくれました。 「今は、認知症の人たちが入所するグループホームで働いています」 ニート 25才 上野竜太郎 昨年上野さんが立候補した千葉市議選挙では、斬新な選挙ポスターが話題になりました。顔写真はなく白地に黒色の縁取りで、書かれているのは「ニート 25才 上野竜太郎」の文字だけ。 かなりのインパクトを与えまし
【ブランク有りOK】【履歴書不要】【学歴不問】のラブホ客室清掃バイトの求人情報を見つけ、ブランク期間(ひきこもり期間)10年超えの中卒の自分でもここなら採用されるかもしれないと思い応募。 時給800円8時間労働を週5回の条件で働き始めたのが一週間前。 勤務先ラブホでは二人一組で客室清掃をするのだけれど、一人は水回り、もう一人はベッド周辺と分担する。なのでバイト同士で世間話をせずに済む。 時給は安いけど、単純労働を黙々とするだけだから、対人不安で頭が悪くて何のスキルも無い元長期ひきこもりの自分には最適な仕事だった。 ただ、このままずっとラブホの客室清掃バイトでいいのだろうか。 脱ヒキしたはいいけど、これからどうやって生きていけばいいのかまったくわからない。
東日本大震災が発生した日、仙台市太白区の斎藤淳子さん(44)は20年近くに及んだ引きこもりを脱した。当時住んでいた宮城県南三陸町で避難を呼び掛ける防災無線の声に背中を押され、自宅の扉を開けた。5年が過ぎても人と接するのは怖いが、「助けられた命。社会復帰して誰かの役に立ちたい」と前を向く。 【忘れないあの日】津波に屋上まで飲み込まれた南三陸町の防災対策庁舎 2011年3月11日、激しい揺れが収まった後、斎藤さんは自宅で防災無線を聞いていた。「高台に避難してください」。繰り返し呼び掛ける声のトーンは切迫感を増していった。自宅のある4階建ての集合住宅は海のそば。「危ないかもしれない」。迷った末、外に出る決断をした。 靴や服がどこにあるのかも分からず、準備に手間取った。玄関を開けると、津波は既に防潮堤を越えていた。追い立てられるように屋上へ逃げた。津波は辺り一面をのみ込み、屋上にいる自分の足元ぎり
ウエルベックの『ある島の可能性』が文庫で出るらしい。 ある島の可能性 (河出文庫) 作者: ミシェル・ウエルベック,中村佳子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/01/07メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 『ある島の可能性』は、自分が読んだすべての本の中でベストの本。っていっても、大した量読んできたわけじゃないけど。でも、ベストの本を挙げるっていって、この本以外を挙げるということは、自分には全く考えられない。 パスカルは『パンセ』で、 「人間の不幸というものは、みなただ一つのこと、すなわち、部屋の中に静かに休んでいられないことから起こるのだということである」 と書いてるけど、『ある島の可能性』は、このパスカルの言葉を直観的に真理だと思ってしまう人のための本だと思う。なぜなら、この小説はパスカルの理想ーー部屋で静かにじっとしていることーーを大真面目に実践することで幸福
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