高野秀行 『コロナ感染の歩き方』 その1 体調異変からPCR検査、 陽性確認・自宅療養まで はこちら 「コロナ感染の歩き方」第2弾! 常日頃、未知を追い求め続けてきたノンフィクション作家・高野秀行は、まったく求めていなかった未知のウイルスに感染してしまった。4日に渡る自宅療養からついに療養施設へ移送されることに。果たしてそこはどんなところでどんな対応なのか? 都会の真ん中にポッカリと生まれた秘境に向かう高野秀行。療養施設の現実はいかに? 高野秀行(ノンフィクション作家) 前回はコロナ発症から陽性判明、そして自宅療養(家庭内隔離)までを紹介した。今回は宿泊療養である。すでに1年以上、東京都だけでも7月15日までに約4万人が利用している(東京都保健福祉局のHP)そうだが、その具体的な療養状況は一般の人には未知といっていい。現在は軽症・中等症の陽性者は基本的に宿泊療養させることになっているが、感