東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の番組に批判が出た問題で、番組の司会を務める東京新聞(中日新聞東京本社)の長谷川幸洋・論説副主幹は6日、「番組の中身には論評しません」と述べた。コメンテーターを務めるニッポン放送のラジオ番組で語った。一方で所属する東京新聞が「深く反省」しているとの記事を掲載したことには「言論の自由…
国土交通省と警察庁が設置した自転車の利用環境向上に関する有識者会議で、交差点の整備方法が議論になっている。22日示された国への提言案は、自転車レーンなどを直線的につなげて整備する原則を打ち出したが、具体的な方法についての意見はさまざま。有識者会議は提言案について3月2日まで国民の意見を募集する。 提言案は、車道左端を専用車線とする自転車レーンについて、交差点内では直線的に延長する形で青色の矢印だけを路面にペイントする方法を示した。 これに対し会議メンバーの古倉宗治・住信基礎研究所研究理事は「車からも動きを予測されやすいよう明確にすべきだ」と、交差点内にもレーンを設置するよう主張。だが、警察庁の担当者は「レーンを設けると自転車を特に優先するようで他の利用者に受け入れられない」と否定的な見解を示した上、実現には自転車専用信号機が必要と指摘した。 縁石などで車道や歩道と完全に区分する自転車道でも
JR東日本は世界唯一のオール2階建て新幹線「Max」(E1系、E4系)を段階的に廃止する方針を固めた。老朽化とともに最新鋭車両の導入に伴う勇退で、来年7月以降、上越新幹線のE1系から順次退役させ、5年後をメドに全廃する計画だ。90年代半ばから上越、東北新幹線で人気を集めた花形車両が姿を消す。【斎藤正利】 Maxは「マルチ・アメニティー・エクスプレス」の頭文字で、乗り心地や内装などさまざまな面(マルチ)で快適さ(アメニティー)を追求した高速鉄道(エクスプレス)。中距離通勤・通学客の混雑緩和や繁忙期の着席サービス向上を目的に94年7月、12両編成のE1系として上越新幹線に登場した。 1両当たり座席数は従来より約40%増え、2階席は1列3+3の6人掛けで座席を固定し、車いす対応席や昇降装置、ベビーベッド、パウダールームも設けた。1~2階はらせん階段でつなぎ、2階席からの車窓風景が人気を集めた。現
名鉄百貨店前(名古屋市中村区)の巨大マネキン人形「ナナちゃん」が10日、37歳にして声を初披露した。「こんにちは、ナナです。スイス生まれの30代。仲良くしてね」と自己紹介し「お仕事順調? 頑張ってね」と通行人を励ました。 缶コーヒーブランド「ジョージア」を販売するコカ・コーラセントラルジャパン(横浜市)が東海3県で展開するプロモーションの一環で24日まで。壁の特設ボタンを押すと、缶コーヒー形の衣装から声が出る仕組み。大人っぽい声で「頑張ってるあなたを応援するよ。ファイト!」と言ったかと思うと、高い声で「私、ナナです。趣味はコスプレよ」と語ることも。 担当者によると、ナナちゃんにちなみ、女性7人の声を録音した「七色の声」。19種類のフレーズのいずれかを話すという。 13日正午から同社の高橋顕三社長らが、ナナちゃん前で東海地方限定の缶コーヒー5000本を無料配布する。【稲垣衆史】
「ピスト」と呼ばれる競技用自転車にブレーキを装備せず、公道を走る愛好家が増えている。しかし今年に入り、ピストにはねられた歩行者が死亡したり重傷を負ったりする事故も相次いで発生。ブレーキなしの自転車が公道を走るのは道交法違反なうえ、事故にもつながりかねないため、警察は交通違反切符を切るなどして取り締まりを強化している。【田辺佑介、馬場直子】 東京都渋谷区で今年2月、歩行中の60代女性が30代の男性会社員運転のピストにはねられ、1週間後に死亡した。同区では5月にも、自宅前を掃除中の90代女性に20代の男性会社員運転のピストが後ろからぶつかり、女性が肩を骨折した。警視庁原宿署が、それぞれ重過失致死と重過失傷害の容疑で捜査中。また福岡県警は7~8月、福岡市中央区・天神など中心街で取り締まりを強化し、制動装置不良で4人に5万円以下の罰金となる切符を切った。 ブレーキなしのピストは、主に競輪選手や部活
世界最大の動画共有サイト「ユーチューブ」を使って発売前の人気漫画「ワンピース」などを撮影した動画を違法に配信したとして、京都府警ハイテク犯罪対策室などは14日、名古屋市中区の中学3年の少年(14)を著作権法違反(公衆送信権侵害)容疑で逮捕した。府警によると、ユーチューブを使った同法違反容疑での逮捕は全国で初めてという。 容疑は、昨年12月22日から今年2月9日、発売前の「ワンピース」や「ナルト」「メジャー」など4作品を撮影した動画をアップロードして流出させたとされる。少年は容疑を認めているという。 ユーチューブの利用者は国内だけでも1000万人を超えるとみられ、逮捕が与える影響は大きい。 ネットワークセキュリティ会社「ネットエージェント」(東京都墨田区)は「ユーチューブを利用した著作権侵害の動画配信は大きな問題になっている。これまでは運営する米グーグルが著作権者の求めに応じてその都度削除を
「落ち着きがない」。小学校時代、よく注意された。じっとしていられない、ひと言ふた言多い子供だったようだ。先生によく言われた。「話したいと思ったら、まず一度、深呼吸しなさい!」 その時、その場で思いついたことを140文字以内でつぶやく(携帯電話などを使って発信する)「ツイッター」がもてはやされている。オバマ米大統領が選挙で使い、鳩山由紀夫首相が重宝し、谷垣禎一・自民党総裁もしぶしぶ始めたらしい。政治家、著名人だけでなく、一般人もつぶやいているそうだが、ずっと「おしゃべりしすぎ」としかられてきた私には、その場の想念を文字にして発信してみようなど、まったく思わない。いや、コワくてできない。 若い記者に聞くと、いくつかの政府関係審議会の内容も、出席者が「つぶやいて」くれるそうだ。昔は会議室の外から壁に耳を当てて聞いていた。よく聞こえないし、肩が凝った。そういえば、国会審議の最中に発信するヒマな議員
第68期名人戦B級1組順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の12回戦が5日、東京・将棋会館などで行われ、渡辺明竜王(25)のA級への昇級が決まった。渡辺は深浦康市王位(37)を降して9勝2敗となり、1局を残して初のA級入りを確定させた。 渡辺は東京都出身で2000年、15歳でプロ入り。04年、20歳で初タイトルの竜王位を獲得して以来、竜王戦6連覇。すでに「永世竜王」の資格を持つ実力者だ。名人位につながる順位戦では足踏みしながらも、10期(C2とC1は各3期、B2は1期、B1は3期)かけてトップグループ入りを果たした。
羽生善治名人(39)への挑戦者を決める第68期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)8回戦の5局が3日、東京・将棋会館と大阪・関西将棋会館で行われた。三浦弘行八段(35)が谷川浩司九段(47)を破り、6勝2敗で単独首位に立った。 一方、名人獲得2期の佐藤康光九段(40)は藤井猛九段(39)に敗れて1勝7敗となり、B級1組へ降級することが決まった。名人経験者のA級からの降級は、塚田正夫名誉十段、加藤一二三九段、米長邦雄永世棋聖、中原誠十六世名人に次いで史上5人目。 佐藤は名人・A級に連続14期在籍。タイトル獲得は計12期で、永世棋聖の資格を持つ。だが、今期は実力を発揮できず、接戦の末に負けるケースが多かった。 最終9回戦の5局は3月2日に行われる。【山村英樹】 (左が勝ち) 高橋九段 89手 井上八段 (5勝3敗)(3勝5敗) 木村八段 117手 森内九段 (4勝4敗)(4勝4敗)
1月29日、コッコの着ぐるみが東京都千代田区の毎日新聞に到着しました!可愛いコッコの“誕生”に社内は大騒ぎ。コッコはさっそく会社の中を練り歩き、愛きょうを振りまいていました。制作していただいたフォーカスさん、丁寧に荷造りしていただきありがとうございます。大切にします。 ◇宅配業者さんがものすごく大きなダンボール箱を運んできました
民法学者の我妻栄(わがつまさかえ)氏(故人)らが執筆した解説書「民法」を、司法書士試験受験生向けの講座テキストに無断引用したとして、我妻氏の遺族らが、テキストを作成した学校法人「大原学園」(東京都千代田区)などに約1940万円の賠償と謝罪広告を求め東京地裁に提訴していたことが分かった。 全3巻の「民法」は54年に出版され、法学生の入門書として広く使われている。 提訴は09年12月18日付。訴状などによると、大原学園は06年以降、講座に使う「民法テキスト1、2」に、「民法」第1巻の約3分の2を無断引用しており、遺族が引き継いだ著作権を侵害し、故人の名誉を傷付けたと主張している。 大原学園は「無断引用は事実。今後、弁護士と相談の上、誠意を持って対応していきたい」と話している。【伊藤一郎】
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