2011年5月28日のブックマーク (1件)

  • 大澤真幸 「時評」 第3回 想定外のリスクをいかにして想定するか ──原発の安全ための最小限の提案 | 朝日出版社第二編集部ブログ

    連載時評第三回。原発推進派と脱原発論者の対話が成り立たない、としばしば言われる。では、こんな提案はどうだろうか。「もし安全な原発がありうるとすれば、今までとは圧倒的に異なった意味で安全だと見なしうる原発があるとすれば、それは、脱原発派が挑戦的に提起してくるようなリスクにも耐えられるような原発を建設できた場合のみであろう」。 将来の原発の安全性に関して、具体的な提案をさせてもらいたい。 私は、中長期的な視野にたったとき、原発を全廃するしかないと思っている。東電の福島第一原発の事故の現状を知ったとき、またこうした事故にいたるまでの歴史を前提にしたとき、原発をすべて廃炉にするという結論以外に、将来の安全性を保障する責任ある判断はありえない。これが私の考えである。 とはいえ、仮にそうだとしても、すべての原子力発電所を即座に停止することは、いろいろな意味で不可能だ。当分の間は、多くの原子炉は稼働し続

    ima-inat
    ima-inat 2011/05/28
    「はっきり言っておこう。原発の立地自治体は、原発推進の立場にたってしまえば、それだけでもう安全性への責任を放棄したに等しい。」納得。