iPhone 3Gが発表されたことで、日本でもiPhoneからWebアプリケーションにアクセスできるようになった。こうなってくるとより優れたユーザエクスペリエンスの実現のために、WebアプリケーションやWebページをiPhone対応にカスタマイズさせたくなる。もっとも重要なポイントのひとつは、これまでマウスイベントとして処理していた内容を指によるタッチイベントに変更することだ。1ポイントを指し示すマウスと異なり、iPhoneのタッチでは2箇所までポインティングが可能で、それらを組み合わせて回転や大小化指示を実施できる。 そこでNeil Roberts氏がSitePenに公開したドキュメントTouching and Gesturing on the iPhoneを紹介したい。同氏は開発と実験を通じてこの新しいイベント処理をわかりやすくまとめている。新しいAPIに対する同氏の困惑も含めて話がま