ミャンマー軍が、少数派ロヒンギャの住民10人を殺害したと初めて認めたことについて、アウン・サン・スー・チー国家顧問は今後、軍が法にのっとって関係者を処分するという見通しを示す一方、この問題で、住民に対する不法な暴力は確認されていないとしてきたみずからの責任については言及しませんでした。 これについてアウン・サン・スー・チー国家顧問は12日、首都ネピドーで開かれた記者会見で、「ミャンマーは法の支配を責任をもって確立しなければならず、今回の軍の対応はそのための新たな一歩だ」と述べて、今後、軍が法にのっとって殺害に関与した隊員を処分するという見通しを示しました。 この問題をめぐっては、ロヒンギャの人たちが、多くの無抵抗の住民が殺害されたと訴えているほか、国際社会からも「迫害や虐殺があった」と非難が強まっていますが、スー・チー氏は、不法な暴力は確認されていないと主張してきました。会見では、こうした
![スー・チー氏 ロヒンギャ問題でみずからの責任言及せず | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a2ef67e1a5805d299e7e37dc3b6d5601145ecb5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180112%2FK10011287351_1801122034_1801122038_01_02.jpg)