売り場に並ぶハバネロを使った商品(6日、平田村の道の駅ひらたで)大量のハバネロをトッピングしたソフトクリーム(道の駅ひらた提供)ハバネロ(7日、平田村で) 中南米原産の激辛唐辛子「ハバネロ」を使った商品が、福島県平田村の「道の駅ひらた」で人気を集めている。東京電力福島第一原発事故を機に栽培と商品化を進めたところ、いまや農家12戸がハバネロを生産し、店頭にはカレー、ドレッシングなど約10種類がずらり。昨春からは勝手に「日本一辛(から)い村」を名乗り、海外進出ももくろんでいる。 10月下旬、道の駅の店頭に積まれたのは、新発売の「生地獄(いきじごく)カレー焼きそば」。原料のハバネロが不足したため、9月の収穫を待ち、予定よりも約1年遅れのデビューとなった。乾燥させたハバネロをたっぷり振りかけたソフトクリーム「ハバネロトッピングソフト」も約半年ぶりに復活。駅長の高野哲也さん(57)は不敵に笑う。「自